ニチバンのECO活動
2025-05-13 12:01:24

フィリピンでのグリーン活動:ニチバンの巻心ECOプロジェクト報告

ニチバンの環境保全活動



ニチバン巻心ECOプロジェクトの背景



ニチバン株式会社は東京都文京区に本社を構え、代表取締役社長を高津敏明氏が務めています。同社は、環境保全への取り組みがますます重要視される中、毎年「ニチバン巻心ECOプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトでは、使用済み粘着テープの巻心を回収し、再利用する活動を展開しており、持続可能な社会を目指しています。

フィリピンでの植林活動



2023年には、同プロジェクトの一環としてフィリピンの西ネグロス州でマングローブの植林活動が行われました。活動の主な支援を受けているのは、環境NGO『イカオ・アコ』。この団体は1997年からフィリピンで持続可能な社会の実現を目指し、マングローブの植林を行い続けています。これまでに約200万本のマングローブが植えられており、ニチバンは2010年からこの重要な活動に協力してきました。

植樹情報


2024年4月から2025年3月にかけて行われた今回の活動では、以下の内容が実施されました:
  • - 植樹エリア: フィリピン西ネグロス州のマナプラ郡Tortosa村、シライ市Balaring村、EBマガロナ郡Pasil村、ビクトリアス市6A村
  • - 植樹本数: 合計で15,076本が植樹されました。
  • - 参加者数: 673名がこの活動に参加し、一丸となって植林に取り組みました。

持続可能な社会の実現に向けて



ニチバンのこの活動は、単なる植林に留まらず、地域のコミュニティと連携して環境保全を促進するものです。マングローブは、海岸線の保護や生態系の維持に欠かせない存在であり、地域社会の持続可能な発展にも寄与します。このプロジェクトの利益金の一部は、フィリピンでの教育支援や地域のコミュニティトレードにも再分配されています。

環境NGO『イカオ・アコ』の活動



『イカオ・アコ』は、日本人とフィリピン人が協力して設立された環境NGOです。彼らはマングローブ植林をはじめ、地域の教育支援やコミュニティトレードといった幅広い活動に取り組んでいます。持続可能な社会の創出を使命としており、その活動は国内外で高く評価されています。

官网: イカオ・アコの公式サイト

まとめ



環境保全は、企業の社会的責任の一環としてますます重要視されています。ニチバンの「巻心ECOプロジェクト」は、持続可能な社会を作るための具体的なアクションを示す好例です。これからも、企業やNGOが連携し、環境への意識を高めていくことが求められていきます。私たちも日常生活の中で小さな環境保護を意識し、未来に向けた行動を取ることが大切です。今後のプロジェクトの進捗にも期待が高まります。


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