生理用品の常備化
2025-10-06 11:38:33

ユニ・チャームが目指す生理用品の常備化!『どこでもソフィ』プロジェクト始動

ユニ・チャームによる新しい取り組み『どこでもソフィ』



ユニ・チャーム株式会社は、2025年10月6日より、生理用品を必要とする全ての人に安心して利用できる環境を整えるために、『どこでもソフィ』プロジェクトを始動します。このプロジェクトでは、学校向けの「School Sofy」と企業向けの「Office Sofy」の2種類のディスペンサーを無償で提供しており、ほかに必要なナプキンの補充は設置場所の企業や学校で購入する形となっています。

プロジェクトの背景



生理は突然訪れるものであり、外出先で生理用品が手に入らず困った経験をする人は多いでしょう。実際、学生の約8割が生理用品を外で調達できずに困ったというデータが示されています。また、職場でも生理用品が常備されていることに対する女性の抵抗感は薄いことがわかっており、このニーズに応える形で『どこでもソフィ』が立ち上がりました。

これまで生理用ナプキンは、医療機器の基準に従って個包装されており、その生産は難易度が高いとされていましたが、今回新たに開発されたのは「完全密閉型個包装ナプキン」です。これにより、衛生的に生理用品を提供できる仕組みを実現しました。

ディスペンサーの特徴



School Sofy(スクールソフィ)



このディスペンサーは、ダンボール製で軽量なため、校内の様々な場所に設置可能です。下部の小窓からナプキンを1枚ずつ取り出せる構造になっており、生徒たちが必要なときに簡単に利用できるよう工夫されています。

Office Sofy(オフィスソフィ)



一方、オフィス用のディスペンサーは、ふた付きのプラスチック容器で、水回りでの保管が可能です。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、職場環境にもなじむ見た目をしています。利用者はふたを開けてナプキンを取り出すことができ、衛生面にも配慮されています。

完全密閉型個包装ナプキン『ソフィSPORTS羽つき』



新たに開発されたこのナプキンには、義務付けられている製造番号を個別に表示することで、安全性も考慮されています。不特定多数が利用する場所でも衛生的に使えるナプキンとして、多くの人に安心して利用してもらえるでしょう。

今後の展開



この取り組みは学校や企業にとどまらず、公共機関への展開も視野に入れています。生理用品の常備化は、日常的な利用に加え、災害時の備蓄としても非常に役立つことが期待されています。さらに、生理教育や啓発活動と連携し、ナプキンを単なる「備品」ではなく、人々が日常的に利用する「社会インフラ」として位置付けていく方針です。ユニ・チャームは、すべての人が安心して過ごせる環境を作ることで、「共生社会の実現」に貢献していく考えです。

参考情報


詳細やプロジェクトについては、以下の公式サイトをご覧ください。

ユニ・チャーム公式サイト

このように、ユニ・チャームの『どこでもソフィ』プロジェクトは、女性の健康と生活の質を向上させる重要なステップと言えるでしょう。


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