春分の日に合わせて、京都で注目のイベント『京の手しごと』が大丸京都店で開催されます。このイベントは、京都の長い歴史の中で培われた伝統産業の文化を広め、現代のライフスタイルに溶け込ませることを目的としています。令和4年度からスタートしたこの企画は、毎年異なる魅力的な作品に出会うことができ、今年も楽しみです。
伝統産業の日とは?
春分の日は、京都市によって「伝統産業の日」として定められています。この日を通じて、京都の匠たちが守り続けてきた伝統的な技術や美意識を多くの人に知ってもらおうとする取り組みの一環です。1200年以上の歴史の中で育まれた匠の技、日本の美を体験する絶好の機会です。
イベント詳細
- - 会期: 2025年3月19日(水)~25日(火)
- - 営業時間: 10時~19時(最終日は17時閉場)
- - 会場: 大丸京都店 4階リビング売場『暦²(こよみごよみ)』
この期間中、来場者は京都の多様な伝統工芸品を手に取ることができます。出展作家たちは、それぞれの独特な視点や技術を駆使して、生活の中で使うことができる作品を制作しています。代々受け継がれた技術を使った作品を見て触れることで、京都の伝統の奥深さを実感できるでしょう。
出展作家・ブランド
今年も多彩な作家たちが参加します。例えば、京焼や清水焼の技術を駆使した
ふたばっこは、柔らかいマット釉薬で温かみのある作品を展開。また、木綿生地を巧みに使っている
雀休の京こまなども注目の逸品です。
さらに、釉裏紅の技法で美しい色合いを追求する
釉裏紅や、手染めの絹生地を用いた現代的なアイテムを制作する
京都の染屋がつくった™など、個性あふれる作品が並びます。水引作家の
結丸は、美しさと自然をテーマにした作品を提案し、生活に彩りを添えています。
他にも、
京都西陣織もりさんや
谷内由倫子、
arbol ceramica、
アート裕・華りHannariといった各ブランドが、歴史的な技術を現代に生かすために新たな挑戦を続けています。
このイベントでは、独自の視点で制作された一点ものも数多く展示されるため、初めて目にする作品との出会いもあるでしょう。ただし、人気商品は早々に完売することも予想されるため、早めの来場をおすすめします。
まとめ
『京の手しごと』は、京都の伝統や文化を肌で感じる貴重な機会です。美しい作品を通じて、京都の匠たちの思いや技術に触れてみてはいかがでしょうか?この春、ぜひ「伝統産業の日」を祝うために大丸京都店へ足を運んでください。あなたの生活にも、京都の美がやさしく寄り添うことでしょう。