音楽でつながる
2025-10-31 13:46:20

音楽でつながる共生社会を目指すエル・システマジャパンへの寄付のご紹介

社会課題の解決に取り組むエル・システマジャパンが、コモンズ投信の寄付プログラム「コモれび」の第3回寄付先に選ばれました。このプログラムは社会課題に対する取り組みを支援するもので、寄付額は71万2千円に上ります。

寄付授与式は10月6日にエル・システマジャパンの事務所で行われ、コモンズ投信やかんぽ生命の関係者も出席しました。エル・システマジャパンの代表理事である菊川穣氏は、寄付の受け取りにあたり「このご縁を通じて、かんぽ生命の社員にも音楽活動に触れていただける機会を持ちたい」と語りました。

「コモれび」は、コモンズ投信が信託報酬の一部を寄付として非営利団体に対して行うもので、社会的な価値を生み出す活動を支援することを目的としています。第3回のテーマ「親と子のWell-being」に基づき、親子の絆を深める活動が評価され、エル・システマジャパンが寄付先に選ばれました。

寄付に関して推薦者たちも高い評価を寄せ、「音楽は障害の有無にかかわらず参加できる活動で、全ての人に価値がある」との意見が多く寄せられました。これを受け、エル・システマジャパンは各種音楽教育がもたらす効果を大切にしながら、活動を推進していく考えを示しました。

エル・システマジャパンは、子供たちが音楽に親しむことを通じて自信や尊厳を回復し、未来への希望を持てるような場を提供しています。1975年に始まったこの活動は、南米ベネズエラから世界各地に広がり、現在では70カ国以上で実施されています。

日本国内では、2012年に福島県相馬市で活動を開始し、その後も岩手県大槌町や長野県駒ヶ根市などに展開。2022年には、大阪府や京都府でも支援活動を行っています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室を実施するなど、更なる活動の拡充を目指しています。

今後もエル・システマジャパンの活動を通じて、子どもたちの音楽への愛を育み、共生社会の実現に寄与していくことが期待されています。寄付を受けた資金は、教育者やボランティアの活動を支えるために使われ、音楽の楽しさを広め、未来の世代に希望をつなげるために大切に活用される予定です。音楽を通じた共創の場を提供するエル・システマジャパンに注目が集まっています。


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