風ノ翔馬、同世代シンガーとのコラボで昭和の名曲を新たに彩る
演歌芸人であり、ハイスクールマンザイ2017の優勝者として知られる風ノ翔馬(かぜの・しょうま)が、12月12日に自らの名を冠したデビューEP『Z世代のSHOWA』をリリースしました。この作品は、彼が昭和の演歌や歌謡曲をカバーし、同世代のシンガーである栄五(えいご)とのコラボレーションで実現したものです。
EP『Z世代のSHOWA』の魅力
今回リリースされたEP『Z世代のSHOWA』には、風ノ翔馬の特徴的な歌声による4曲が収録されています。『河内のオッサンの唄』や『津軽海峡・冬景色』など、各楽曲は昭和の時代を象徴する名曲ばかりで、幅広い表現力が求められる内容となっています。
特に、『津軽海峡・冬景色』では繊細で艶やかな歌唱が求められ、その表現力が聴きどころです。のびやかな声で歌い上げる『北酒場』や、暖かい歌声で心に響く『暖簾』もそれぞれ異なるアプローチで、風ノ翔馬の魅力が存分に発揮されています。
このEPは、風ノ翔馬にとって初の音楽配信リリースであり、彼の音楽キャリアの新たな一歩とも言える作品です。自身の芸名を村上ショージ氏から改名した後、彼は吉本興業を退所し、演歌歌手として荷を抱えることに決めました。この決断は音楽への揺るぎない情熱を示しており、今後の活躍に期待が寄せられます。
栄五との特別なコラボレーション
同じく「Z世代」と言える栄五が、風ノ翔馬のEPに参加しています。彼はギター伴奏やハーモニカなどを演奏し、『暖簾』では歌唱パートも担当。栄五の独特な柔らかな歌声が、風ノ翔馬の楽曲に新たな感情を加えています。このコラボは、世代を超えた音楽の融合を実現し、昭和歌謡が現代でも愛される理由を体現しています。
デジタル時代の音楽的挑戦
EPのタイトルには「Z世代」の言葉が含まれており、風ノ翔馬の意図的な選択が感じられます。現代のデジタル社会において、版権や曲の流通が容易になった今日、昭和の名曲をカバーすることは、過去の文化に新たな命を吹き込む試みとも言えます。この実験的なアプローチは、彼自身がどのように音楽を捉え、解釈するかを示しています。
『Z世代のSHOWA』は、風ノ翔馬が新たに昭和の名曲に挑む姿をサポートする一枚となっています。聴く人々は、彼の歌声を通じて、当時の音楽が持つ情熱や思い出を再発見することができるでしょう。
作品情報
このEPは約15分の収録時間を有し、以下の4曲が含まれています。
1. 河内のオッサンの唄
2. 津軽海峡・冬景色
3. 北酒場
4. 暖簾
風ノ翔馬と栄五の織り成す音楽の世界が楽しめる『Z世代のSHOWA』。ぜひストリーミングやダウンロードでチェックしてみてください!
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この新たなリリースが、風ノ翔馬の音楽キャリアと日本の演歌文化にどんな影響を与えていくのか、今後の展開が楽しみです。