カラオケに新時代が到来!「サビカラ」の魅力
最近、カラオケでの歌い方が変わっています。「タイパ重視」の時代に合わせて、カラオケを短時間で楽しむスタイル「サビカラ」が注目されています。日本のカラオケチェーン、JOYSOUNDを運営する株式会社エクシングが6月に年齢別の人気曲ランキングを発表しました。この「サビカラ」スタイルでは、曲のサビだけを歌うことで、短時間で最大限の満足感が得られる人気のカラオケ文化が醸成されています。
サビだけで盛り上がる「サビカラ」とは?
「サビカラ」とは、前奏やイントロなしで、楽曲のサビ部分だけをピックアップして歌う新たなカラオケスタイルです。お友達や大勢の仲間と一緒にカラオケを楽しむ際、時間を効率的に使える魅力があります。一般的にサビは曲の中でも一番盛り上がる部分とされ、話題の楽曲が多く選ばれています。
歌う時間が1分以内の楽曲も少なくなく、歌う人数が多い場合でも全員が楽しめる確率が高いのが特徴です。例えば、今人気の楽曲であるCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」は、オリジナルでは4分14秒ですが、「サビカラ」では38秒で総仕上げ。今回のランキングでも大きな注目を集めています。
このように、楽曲を短縮して楽しむことで、また新しい形のカラオケ体験をすることができます。
注目の楽曲ランキング
以下はJOYSOUNDの「サビカラ」総合ランキングのTOP30の中から注目の楽曲をピックアップしてみます。
- - CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」:可愛さが魅力のこの楽曲は、TikTokを経由して広がり、今や多くの人に親しまれています。
- - FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」:ノリの良いメロディに振り付けも人気。世代を超えて愛されるアイドルソングです。
- - HY「366日」やaiko「カブトムシ」もリストに名を連ねており、様々な世代の人々が楽しめる定番ソングが多く選ばれています。
特に、年代を問わず広く認知されている楽曲は、場の雰囲気を一気に盛り上げてくれます。これが「サビカラ」の醍醐味かもしれません。
年代別ランキングから見える傾向
年代別に見ると、特に興味深い点がいくつかあります。例えば、2000年代にリリースされたポルノグラフィティの「サウダージ」は、若者層でも強力な支持を受け、特に10代〜20代では1位という結果に。
また、TikTokで話題となった楽曲が多く目立つのも現代の流行を反映しています。若い世代のカラオケ選曲は、話題性や中毒性の高い曲に集まっているみたいです。これが彼らの音楽の楽しみ方に新たな風を吹き込んでいるとも言えます。それに対して、30代以上は往年の名曲やバラードが多くランキングに入っているのも面白いところですね。
結論
カラオケの「サビカラ」は、短時間でも多くの曲を楽しむことができる新しいスタイルです。皆さんもぜひ、このスタイルを取り入れて、カラオケの新たな楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。手軽に盛り上がるこの文化、人と過ごす楽しい時間をさらに彩ることでしょう。