大阪・関西万博での循環型ビジネスについて
2025年9月26日、大阪・関西万博の会場内で、株式会社ピエクレックスが主催する「サーキュラーエコノミー研究所」において、パネルディスカッションが実施されます。このイベントでは、我が国の繊維産業が直面する課題や可能性について、国内の主要な企業とともに議論します。
パネルディスカッションのテーマ
本パネルディスカッションでは、「繊維産業における消費者との共創、新しい循環型ビジネスの在り方」がテーマです。繊維業界は、環境問題に対する意識が高まる中で、持続可能な社会を実現するための重要な役割を担っています。国内の企業が参加し、それぞれが取り組んでいる先進的な事例をシェアすることが期待されています。
この議論を通じて、循環型ビジネスに必要不可欠な技術や仕組み、消費者との共創の重要性が強調されるでしょう。参加者はそのアイデアを持ち帰り、実際の日常生活に取り入れることが可能になります。
登壇者と詳細
登壇者には、経済産業省の関係者や、業界のリーダーたちが名を連ねています。以下に主な登壇者を紹介します。
- - モデレーター: 株式会社アーバンリサーチの執行役員、萩原直樹氏
- - 帝人フロンティア株式会社: 技術・生産本部のサステナビリティ戦略推進部長、神山統光氏
- - 東レ株式会社: 繊維サーキュラーエコノミー戦略室の室長、白石肇氏
- - 日本毛織株式会社: マーケティング部専門部長、馬場武一郎氏
- - 良品計画株式会社: 執行役員の齋藤陽司氏
- - 株式会社ピエクレックス: 代表取締役社長、玉倉大次氏
ピエクレックスのサーキュラーエコノミーへの貢献
株式会社ピエクレックスは、独自の「電気の繊維」を用いた繊維製品を展開しています。また、産官学連携による循環社会の実現に向けた取り組みとして、「P-FACTS」というアパレル製品の回収や堆肥化を行う循環インフラの社会実装を推進しています。パネルディスカッションでは、これらの取り組みについても詳しく紹介される予定です。
サーキュラーエコノミー研究所の概要
「サーキュラーエコノミー研究所」は、経済産業省が主催し、消費者や企業が循環経済を理解し、行動することを目的とした体験型イベントです。来場者は、ワークショップを通じて循環のプロセスを楽しく学び、最新の事例についても知ることができます。子どもから大人までが参加できるため、家族連れの来場者にも優しい内容です。
まとめ
サーキュラーエコノミーの理念は、私たちの暮らしのさまざまな局面に浸透しています。着ることや使うことで循環に参加できる環境が整いつつある中、今回のパネルディスカッションは、新たな価値を見出す貴重な機会です。皆さんもぜひ大阪・関西万博でのこのイベントに参加し、自らの手で未来を築く一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。