アートで希望を届ける「トリビュート21」
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)との共同で行われている、「トリビュート21」プログラムが再び注目を集めています。このプログラムは、災害や戦争などで心身に傷を負った子どもたちにアートに触れる機会を提供し、未来への希望を取り戻すことを目的としています。これまでに670枚以上のアートプレートが制作され、その売上の一部は支援活動に充てられています。
今回の新作は、著名なアーティスト6名によってデザインされました。参加アーティストには、芸人・童話作家の西野亮廣さんや、ミニチュア写真家の田中達也さん、フルーティストのアリカワコウヘイ!さんなどが名を連ねています。これらのプレートは、皆さんが日常で使用することで、アートを通じた支援活動に参加できる機会を提供します。
豪華メンバーが手がける新作プレート
2025年の新作プレートは、次の6名のアーティストによるものです。これらのお皿は、フェリシモの公式サイトから購入することができ、神戸ポートタワーではプレートのレプリカも展示されています。
西野亮廣の「上を見上げるルビッチ」
西野亮廣さんがデザインしたこのプレートには、彼の代表作『えんとつ町のプペル』からインスパイアされたモチーフが描かれています。この作品は、ドイツ国際平和村を支援し、紛争地域の子どもたちに医療を提供する活動に役立てられます。
田中達也の虹のプレート
田中達也さんが手がけたプレートには、バウムクーヘンの上を動物たちが渡るシーンが描かれています。このプレートの売上は、世界の子どもたちへの栄養改善事業に使われます。
アリカワコウヘイ!のチョコレートスタンド
アリカワコウヘイ!さんのデザインは、カカオの産地・ガーナでの児童労働撲滅を目指す活動を支援するものです。
高瀬裕介の『シバドッグ』
映像ディレクターの高瀬裕介さんによるプレートは、犬をモチーフにしたキャラクターが描かれており、動物愛護団体への寄付が行われます。
石村嘉成の熱帯生物
アクリル画を展示する石村嘉成さんのプレートは、野生動物の保全に寄与します。
井上涼の忍者プレート
井上涼さんのデザインは、漆芸支援団体「チームうるし」を支援するものです。
これらのプレートは1枚3,200円で販売されており、売上の一部が支援活動に寄付されます。新作プレートは、神戸ポートタワーでの展示と併せて、世界中の子どもたちの未来を支えるための重要な手段となっています。アートを通じて、あなたもこの取り組みに参加しませんか?
地域とアートを繋ぐイベント
また、神戸ポートタワーでは、新作プレートのレプリカが展示され、訪れる人々がリアルなアート体験を楽しめる機会も提供されています。これにより、地域の活性化にも貢献しているのです。さらに、フェリシモ社はこのプロジェクトを通じて、「ともにしあわせになるしあわせ」を実現しようと力を入れています。
ぜひ、この機会にプレートを手に取って、アートの力を感じてみてはいかがでしょうか。購入を通じて、あなたも未来を支える一員になれるのです。