元アパレルデザイナーが築いた魅せる財布の世界！

魅せる財布の製作秘話

元アパレルデザイナーの林崎誠一氏が手がける財布には、彼の情熱とこだわりが詰まっています。この春、東京ビッグサイトで開催される「第99回東京インターナショナルギフト・ショー」へ出展が決定し、注目を集めています。林崎氏が展開する「METALSTIC」というブランド名が示す通り、メタルとレザーの融合が特長で、今季の新作は「魅せる財布」として多様なデザイン性を持ち合わせています。

林崎誠一の道のり

アパレルからの転身

林崎氏は洋品店を営む家庭に育ったことから、アパレルの世界への興味を持ちました。大学を中退し、文化服飾学院でアパレルデザインを学び、その才能を開花させました。その後、日本のデザイナーズブランド「アーストンボラージュ」に入社し、アーティストの衣装も手がけることになりましたが、厳しい労働環境や多忙な日々が続きました。

フリーランスと自己再生

フリーランスのスタイルを選びましたが、ファッションの方向性や経済の低迷に影響され、心身ともに疲弊する時期が訪れました。その後、ものづくりから一旦離れ、ブースや展示会の裏方を経験することで、再びクリエイティブな精神を取り戻しました。この経験が、後に新ブランド「METALSTIC」の誕生に繋がります。

METALSTICブランドの誕生と挑戦

林崎氏は新たなデザインへの挑戦を決意し、金属の素晴らしさに着目した「METALSTIC」を立ち上げます。特に、彼が注目したのはパイソンレザーとのコラボレーションです。彼が見つけたメタルの洗練された美しさと、パイソンの個性的な存在感を融合させた作品は、ファッション業界で大きな話題を呼びました。彼は「私の中では、パイソンはデザインへのこだわりを持つ人々に支持される素材」と語ります。

足立ブランドとの関係

林崎氏は父から会社を受け継ぎ、地域に根付く「足立ブランド」に応募したことで、新たな展開が始まりました。足立区の公式事業として企業をサポートする「足立ブランド」へ参加することで、モノづくりやデザインの幅を広げ、確固たる基盤を築くことに努めています。

魅せる財布のデザイン性

新作「魅せる財布」は、一見シンプルに見えながら、革新的なデザインが施されています。扇子や折り紙を感じさせるこの財布は、素材にコイン収納部や紙幣入れを巧みに組み込んでおり「見せたくなる財布」として、多くの人々から注目されています。特に、最近のトレンドに合わせて小型化されていながらも、紙幣を折らずに収納が可能な仕様は、使い勝手にも配慮されています。

展示会への期待

「魅せる財布」の誕生は雑誌やオンラインメディアで取り上げられ、さらなる注目を浴びること間違いなしです。1月31日から始まるクラウドファンディングやギフト展でも、この素晴らしい財布を実際に手に取れるチャンスがあります。ファッション業界での独自のポジションを確立し、常に新たな挑戦を続ける林崎氏の姿勢には、これからの進化に期待が寄せられます。