『ニコラ』韓国進出
2025-09-22 15:36:54

新潮社がCCPとの提携で『ニコラ』韓国進出を発表!

新潮社とCCP、韓国市場への新たな一歩



日本の出版大手、新潮社がクリエイティブ・コンテンツ・プロモーション(CCP)との提携を行い、ティーン向け雑誌『ニコラ』および『ニコ☆プチ』の韓国でのライセンス展開に乗り出しました。これは昨今、若者を中心にデジタルコンテンツの影響力が高まる中で、特にファッションや文化の次世代の担い手を育成する重要なプロジェクトとして注目を集めています。

CCPについて


CCPは、大石斗夢氏によって設立されたクリエイティブ・コンテンツプロモーション会社です。音楽、ファッション、スポーツなど多岐にわたるエンターテインメントの分野で活動しており、国内外のアーティストのイベントを手掛けた実績を持ちます。特に、彼の設立した株式会社MISSION GROUPは、英「Premier Model Management」との業務提携を通じて国際的なファッションプロモーションを実現してきました。

韓国での新たなライセンス展開


今回の提携の成果として、韓国では人気の高いK-TIGERSと協力し、『ニコラ』と『ニコ☆プチ』のライセンス契約が結ばれました。K-TIGERSはNetflixの話題作『KPOP ガールズ! デーモン・ハンターズ』の製作にも携わっており、若者からの支持が特に厚いです。この提携は、日韓の文化交流や、特に次世代のクリエイターを発掘するための基盤となるでしょう。

各地域での育成計画


現在、韓国国内での若年層への影響力が増す中で、『ニコラ』を通じたファッション情報の発信や次世代人材の育成が急務とされています。K-TIGERSの副会長、琴中粥氏は、「新潮社の『ニコラ』が韓国進出を果たすことで、長年の伝統を持つコンテンツが新たな世代の活動を広げる」と期待を寄せています。また、CCPの代表・大石斗夢氏は「『ニコラ』の仕組みを韓国から広げ、アジア各国へとネットワークを拡大したい」と語り、国際的なスターの育成に意欲を示しています。

業界への影響


新潮社のニコラ事業部部長である酒井逸史氏は、「1997年の創刊以来、女子中高生に支持されてきたニコラが、韓国のティーンにも良い影響を及ぼすよう努力していく」と述べています。このようなエンターテインメント分野の交流は日本文化をさらに広める機会となるでしょう。

将来の展望


新潮社とCCPは、これを契機にアジア全域への展開を視野に入れています。次のステップとして、台湾、香港、シンガポールなど日本文化が人気の地域や、さらにはASEAN諸国および欧米市場への進出を計画しています。また、デジタルとリアルを融合させたイベントやプロジェクトも積極的に進めることで、国際的な人材の育成を図っています。

まとめ


この提携は単なるライセンス契約を超え、日本発の知的財産をグローバルに発信する新しいモデルと位置づけられています。新潮社とCCPは、今後とも日本と韓国を中心とした文化交流を進め、エンターテインメント業界における新たな可能性を切り開くでしょう。


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