グラミー賞とSHURE
2025-03-07 18:06:59

第67回グラミー賞授賞式、音響を支えるSHUREのテクノロジーの役割

第67回グラミー賞授賞式、音響を支えるSHUREのテクノロジーの役割



2023年、ロサンゼルスにあるCrypto.comアリーナで開催された第67回グラミー賞授賞式は、音楽界の栄光を祝う特別な夜となりました。今回の授賞式は、今年初めに発生した大規模火災からの復興に向けたロサンゼルス地域への支援を示す機会となり、多くの感動的なパフォーマンスが行われました。これらのライブステージでの音響体験を支えたのは、SHUREの音響機器です。

授賞式で使用されたのは、SHUREのAXT Digitalワイヤレスシステムです。このシステムは、ハンドヘルド型送信機46チャンネル、PSM® 1000インイヤーモニタリングシステム24チャンネル、150台のボディーパック型受信機が含まれており、クリアで信頼性の高い音響を提供しました。音響プロデューサーのマイケル・アボット氏は「SHUREは40年以上にわたり、グラミー賞を通じてアーティストたちを支えてきた」とその信頼性を強調しました。

プレミア授賞式での効果的な音響技術



グラミー賞に先立ち行われたプレミア授賞式では、SHURE AXT Digitalワイヤレスマイクが20チャンネル分使用され、さらに13チャンネル分のAXT Digital PSMアドバンスト・デジタル・インイヤーモニタリングシステムが活躍しました。この場での音響エンジニア、ダスティン・デルーナ氏は「AXT Digital PSMは大規模なショーでの使用は2回目ですが、そのRF伝送性能は極めて優れており、スタッフやアーティストからも感謝の声をいただきました」と述べており、その効果を実感しています。

さまざまなアーティストが使用するSHURE製品



授賞式前の特別イベントでは、Grateful Deadが受賞し、多くの著名アーティストたちによって素晴らしいパフォーマンスが披露されました。ここでもSHUREのNexadyneマイクロホンが使用され、ミュージシャンたちのパフォーマンスをサポートしました。オーディオミキサーのラリー・リード氏は「NXN6タム/スネアマイクロホンは頑丈で、ドラマーが激しく演奏しても位置がずれませんでした」と、その性能を高く評価しました。

特に注目を浴びたのは、グラミー賞最優秀新人賞を受賞したChappell Roanのパフォーマンスです。彼女はヒット曲「Pink Pony Club」を披露する際に、SHUREの新製品であるNexadyne 8/Sダイナミックボーカルマイクロフォンを使用しました。彼女のモニターエンジニア、マルコム・ギル氏は「Shure Nexadyneはボーカルをクリアに浮き立たせ、ミックス作業が楽になります」とその使い心地を語りました。

高度な音響技術を支える制作チーム



グラミー賞授賞式での音響技術の監視には、Soundtronics社のRFコーディネーターが重要な役割を果たしました。彼らはAXT Digitalを用いて周波数を管理し、安定したコミュニケーション環境を整えました。また、授賞式全体の音響を担当したのは、FOHプロダクションミキサーのジェフ・ピーターソン氏です。音楽制作チームは、著名なエンジニアたちから構成されており、高品質な音響を実現しています。

グラミー賞の素晴らしい音楽と音響体験



授賞式では、Mark Ronson、Bruno Mars、Lady Gagaらのパフォーマンスも行われ、SHUREのワイヤレス技術がアーティストたちの表現を支えました。近年、SHUREは音楽業界のさまざまなニーズに応えるため、さらなる技術革新にも取り組んでおり、信頼性の高い音響体験を提供しています。音楽界の新星から業界のベテランたちまで、数多くのアーティストがSHUREの製品を通じて、自らの声を最大限に表現していることが印象的です。

SHUREは、音楽業界の発展に向けた姿勢を崩さず、引き続き音響技術の革新とその普及に努めていく所存です。音楽の力を信じ、より良いサウンドを未来のアーティストたちに届けるために、SHUREの挑戦は続きます。


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