高校生たちの挑戦
2025-03-05 11:21:19

地域活性化に挑む高校生たちの新たなプロジェクトと特別な返礼品

地域活性化に挑む高校生たちの新たなプロジェクト



兵庫県の東洋大学附属姫路高等学校が、地域への熱い思いを胸に、「地域活性部 PROJECT TOYO」を立ち上げました。このプロジェクトは、地元をより良くするための活動を展開し、今年4月から始まるふるさと納税「ひょうごHAQTSUプロジェクト」と連携し新たな返礼品の開発に取り組んでいます。

地域の課題を見つけ出し、解決へ向かう



「PROJECT TOYO」は、地域のために何かをしたいという思いから、2019年に6人の1年生によって設立されました。他のクラブ活動がなかったため、自ら地域の課題を見つけ出し、解決したいとの気持ちが強かったのです。最初は地元農家に聞き取り調査を行い、地域の問題点を浮き彫りにしました。具体的には、農地の休耕や後継者不足など、さまざまな課題があることを学び、まずは休耕地での農作物の栽培に挑戦することになりました。そんな彼らの奮闘の甲斐あって、農産物の収穫に成功し、商品開発に乗り出すことができました。

活動を続けるうち、「PROJECT TOYO」は多くの賞を受賞し、高校内でも注目される存在に成長。部活動への昇格を果たし、より多くの仲間が共に地域の活性化に貢献できるようになりました。

生徒たちが感じている成長と誇り



生徒たちの声を聞いてみると、自ら課題を見つけその解決に向けて行動することに興味を持ったという意見が多く聞かれました。また、最初は興味がなかった生徒も、今では「誇り」を持って活動しているとのこと。彼らはもっと多くの仲間と共に、地域のお宝を見つけ出し伝えていきたいと感じています。

若者の力で米の魅力を再発見



「PROJECT TOYO」の現在の活動内容の一つに、米粉を使ったうどんの開発があります。最近、国際情勢による小麦の価格高騰が注目される中、日本の主食である米の消費が減少していることを憂い、生徒たちは自分たちが育てたお米を使った商品開発に取り組んでいます。米の消費拡大を目指し、今年春からの販売を予定しています。

豊かなフレーバーのアイスクリームを満喫



さらには、地域の食材を活かしたアイスクリームも注目されています。生徒たちが生産したいちごやローズマリーを使用したアイスなど、ユニークで美味しい商品が多数用意されています。「あいす工房さなえ」と協力しながら、パッケージやネーミングまでを手掛け、地域の思いを形にしています。特に「苺のおいしいシャーベット」や「ローズマリーのアイスクリーム」などは新しい味わいで、多くのファンを魅了しています。

地域を愛する心を育む取り組み



ひょうごHAQTSUプロジェクトでは、彼らの活動を応援し、ふるさと納税を通じて全国にその魅力を発信しています。地域愛を育むことは、今後の日本の未来を支える要素となるでしょう。

このように、兵庫県に根付く「PROJECT TOYO」の取り組みを通じて、若い世代の力による地域活性化の姿が見えてきました。彼らの挑戦は、きっと多くの人々の心に響くことでしょう。今後の活躍に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

関連リンク

サードペディア百科事典: 東洋大姫路高校 PROJECT TOYO ひょうごHAQTSUプロジェクト

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。