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JASRACの寄付講座とは？

日本音楽著作権協会（JASRAC）は、著作権に関する公募型寄付講座「寄付講座JASRACキャンパス」の2025年度の募集を9月1日より開始しました。この取り組みは、大学や教育機関における著作権に関する教育や研究を促進することを目的としています。

寄付金額と支援内容

選定された教育機関には、著作権関連の講座を設置・運営するために最大年間500万円までの寄付が行われます。この講座は法学、文化芸術、教育、エンターテインメント、さらには生成AIなど、著作権がかかわる広範な分野を対象としています。

著作権教育の必要性

近年、SNSや生成AIが普及しているため、著作権に関する正確な知識の重要性が一層高まっています。そのため、寄付講座JASRACキャンパスは、著作権を重視する文化芸術の育成を目指し、将来の人材育成にも大いに貢献しようとしています。

募集要項

先年度には、日本各地の大学から応募があり、最終的に6校が寄付先として選ばれました。今年度も多くの応募が期待されています。以下、募集の概要です。

• - 募集期限：2025年9月1日（月）～同年9月30日（火）
• - 対象学校：大学、大学院、短期大学、専修学校専門課程、高等専門学校
• - 寄付講座数：最大5件を予定
• - 寄付金額：1件あたり最大500万円

応募条件

応募にあたっては、以下の条件を満たす必要があります：

1. 講座の目的が著作権等の教育・研究を充実させ、新たな価値の創造や人材育成に寄与すること。
2. 2026年度または2027年度に新たに開設する講座であること。
3. 2年以上5年以下の期間継続して講座を設置できること。
4. 専任教員が講座の設置・運営に責任を持つこと。
5. 複数の学部や学年に広く開講される講座であること。

選考方法

選考は書面審査によって行われ、理事会が寄付先を決定します。書面審査は2025年10月から11月にかけて行われ、寄付先の決定は12月上旬を予定しています。

JASRACの役割

一般社団法人日本音楽著作権協会（JASRAC）は、作詞家や作曲家、音楽出版社などから委託を受け、音楽著作権の管理を行っています。1939年に設立され、85年以上にわたり、音楽文化の発展に向け努力し続けています。詳細については、JASRACの公式サイトをご覧ください。

これからの文化芸術を担う人材を育成するために、ぜひ「寄付講座JASRACキャンパス」にご応募ください！

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