ミモザキッチンが提案する、新しい食の楽しみ方とは？全国へ届く無農薬の味

ミモザキッチンの新たな挑戦

滋賀県東近江市に位置するミモザキッチンは、地域密着型のカフェとして、こだわりの無農薬・有機野菜を使用した料理を提供しています。昨今の経営環境は厳しさを増す中、そんなミモザキッチンが2025年10月1日からクラウドファンディングを開始します。その目的は、より多くの人々に「無農薬で作られたおいしいごちそう」を届ける体制を整えること。特にECサイトのリニューアルと、食材の品質を保つための瞬間冷凍機の導入に挑戦します。

プロジェクトの背景

ミモザキッチンの設立理念は「安心して食べられる野菜を、もっと多くの人へ」。他の飲食店とは一線を画し、自社農園で生産される直送の野菜や、地元の農家と連携し、見栄えが良くない規格外野菜も積極的に活用しています。調理においては、うま味調味料に頼ることなく、素材の持ち味を最大限に引き出すことを心掛けています。さらに、店内ではフードロスを減らすためのゼロウェイストも取り組まれており、来店者数は累計30万人を超えました。

しかし、近年の経済的な不況や物価上昇により、ミモザキッチンも影響を受け、経営は厳しくなっています。第4期においては赤字を計上したものの、第5期には赤字を大幅に縮小させることに成功。今期は黒字化を目指し、外部への販売強化に乗り出しています。

プロジェクトの狙い：品質・物流・体験の三位一体

今回の取り組みは、以下の三つの方向性で進められます。
1. ECサイトのUI/UX改善
現行のECサイトは月商50万円ほどですが、流入導線や商品情報の充実を図り、月商100万円を目指します。プロのパートナーと共にスマホ対応やレビュー機能の導入を進め、安定した運営を実現します。

2. 瞬間急速冷凍機の導入
最新技術を駆使した冷凍機により、食材の細胞を壊さず最高の状態で全国に配布が可能になります。「温めるだけで楽しめるごちそう」を実現し、料理の完成直後の美味しさをそのまま届けます。

3. 食べる体験とつながりを育むリターン設計
ミモザキッチンは単なる物販ではなく、食事体験を重視しています。店舗9の貸切プランやランチ定期券、子ども食事無料券など、地域のつながりを深める施策を設定。支援者には「おいしい！」と思ってもらえる仕組みを柔軟に用意しています。

発足への道と目指すゴール

目標金額は300万円で、その内訳はECサイト構築費用150万円、冷凍機導入に400万円を割り当てる予定です。さらに550万円をセカンドチャレンジの目標としており、安定した運営を目指した施策を行っていきます。

具体的な返礼品としては、人気のベジキッシュや焼き菓子、店舗貸切プランなどが用意されています。特にベジキッシュアソートは金賞を受賞した逸品です。

社会的意義と持続可能性への貢献

無農薬や地産地消の実現は、地域経済や環境に大きな貢献を持っています。冷凍技術とECを組み合わせることで、質の高い食を全国に届ける新しい流れが生まれます。ミモザキッチンの取り組みは、ただおいしい食を提供するだけでなく、地域の健康と環境循環を大切にしています。

今後もミモザキッチンは、誠実さと正直さを持って、皆様の支援を通じて、持続可能な食文化の形成の一助となることを目指します。あなたの支援が、地域の食の未来を変える力となります。