小児がん支援に繋がる新企画「みんなのレモネード」が登場!
2025年7月8日(火)から、全国のファミリーマートで「みんなのレモネード」が発売されます。この商品は、小児がんに苦しむ子どもたちを支援するために開発されたもので、今年は特に注目すべき点があるのです。「みんなのレモネード」とは、一般社団法人「みんなのレモネードの会」との協働によって生まれた飲み物で、これまでの取り組みも含めたその歴史をひも解いてみましょう。
支援が形になる「みんなのレモネード」
「みんなのレモネード」は、毎年多くの人々に支持されている商品です。今回は、シリーズ史上最大の17%のレモン果汁を配合し、暑い夏にぴったりなさわやかなレモネードが楽しめます。今年の売上の一部は、再び小児がん患者を支援するために寄付されます。
この取り組みの背景には、ファミリーマートの社長、細見研介の思いがあります。彼は、小児がんを克服した榮島四郎さんの絵本「ぼくはレモネードやさん」に触発され、このプロジェクトが始まりました。榮島さんの感謝の手紙をきっかけに、みんなのレモネードの会とファミリーマートの社員で結成された「ファミレモ部」が製品の共同開発を行ってきました。
こどもたちが関わるプロセス
今年も、商品開発には多くの家族が参加しました。商品の味を決める「商品開発チーム」には23家族39名が、パッケージデザインを担当する「デザインチーム」には26家族42名が名を連ね、子どもたちが実際に試飲して意見を交換しました。「全国のみんなでつながれるのが楽しい」という声や、「病院で頑張っているこどもたちを元気にしたい」という強い思いが寄せられています。
デザインの決定プロセス
今年のパッケージデザインには、特に注目が集まっています。2,000名を超えるファミリーマートの従業員がデザイン案の選考に参加。子どもたちの描くイラストが表現豊かで、どれも素晴らしいものであったため、選ぶのに悩んだといいます。最終的に選ばれた2つのデザインは特設サイトに掲載され、多くの人に見てもらうことができます。
新たな試み、ARフィルター
注目すべきは、パッケージイラストが3Dで動くARフィルターの導入です。TikTokで体験できるこのフィルターによって、子どもたちが描いたキャラクターがまるで現実に飛び出してくるような体験が楽しめます。この取り組みによって、「みんなのレモネード」を通じて子どもたちのアイデアや思いをもっと多くの人に伝えられるのです。
ファミペイで「いいこと」を応援
さらに、ファミペイでの支払いを選択することで、売上の一部が小児がんを支援する活動に寄付されるキャンペーンも実施されます。買い物をしながら、社会貢献もできるという素晴らしい取り組みです。
みんなのレモネードの会とは
「みんなのレモネードの会」は、小児がん患者の支援活動を行っている団体で、榮島さんの母が始めた活動が基盤となっています。今では多くのボランティアが参加し、さまざまなプロジェクトを展開しています。
小児科医からの応援
小児がん専門医の楠木先生もこのプロジェクトに賛同しています。「小児がんは治る時代になってきましたが、治療中の子どもたちを支えるために、ぜひ『みんなのレモネード』を応援してください」と呼びかけています。
まとめ
ファミリーマートの「みんなのレモネード」は、ただの飲み物ではなく、希望と支援の象徴です。ぜひ、この製品を手に取って、子どもたちの思いを共に広め、支援活動に参加してみてはいかがでしょうか。あなたの一杯が、小児がんに立ち向かう子どもたちに力を与えるかもしれません。