Z世代と企業が描くそば・うどんブランドの未来
株式会社10(10 Inc.)が桜美林大学ビジネスマネジメント学群、そして株式会社グルメ杵屋レストランと共同で、新しいブランド共創プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、Z世代を主な対象にし、未来のそば・うどんブランドを共に考え、進化させていく試みです。
プロジェクトの背景
昨今、人口減少や価値観の多様化が進む日本において、企業には顧客の声を直接事業に反映させることが求められています。従来の市場調査では、消費者は「回答する側」、企業は「分析する側」という明確な役割の区切りが存在しました。しかし、今回のプロジェクトではその枠を超え、Z世代の生活者がブランドづくりに積極的に関与する機会を提供します。
私たちが着目するのは、次のポイントです:
1.
グルメ杵屋のブランド資産
2.
桜美林大学学生の分析力と提案力
3.
生活者のリアルな声を反映するMind Square®
4.
企業の共創・リサーチノウハウ
これらの要素を組み合わせることにより、そば・うどんブランドの未来に向けた具体的な開発プロセスを進めていきます。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは以下の内容で進行します:
- - 学生による市場と消費者の理解
- - 生活者コミュニティを活用した共創リサーチ
- - ブランドコンセプトの開発
- - マーケティング施策の提案
- - 経営層への最終提言
1. 継続的な生活者共創
「Mind Square®」というプラットフォームを用いて、アンケートにとどまらず、日常の食行動や外食体験、さらには未来に期待することについて、生活者との生きた対話を重視します。これにより、より深い生活者理解が得られます。先日は、株式会社10の代表が桜美林大学の学生に向けてブランディングやマーケティング、リサーチについての講義を行い、グルメ杵屋のマーケティング責任者も参加して実際のビジョンや課題について意見を交わしました。
2. 分析と参加が共存する革新
桜美林大学の学生は分析と提案の両方を行います。さらに、同世代のZ世代生活者も参加し、企業が若者を一方的に分析するのではなく、若者自身が未来を考え、語るプロセスを重要視します。これにより、真の生活者視点を取り入れたブランド構築が実現します。
3. 意思決定の連鎖
調査の結果をまとめるだけでなく、生活者との双方向の対話から得た洞察を基に「ブランド課題の整理」「ブランドコンセプトの検討」「マーケティング施策の立案」を行います。そして、最終的には学生制作の提案をグルメ杵屋の経営層にプレゼンテーションし、今後のブランド戦略を考えるための重要な示唆を提供します。
代表のコメント
株式会社10の代表取締役、佐藤尊紀氏は次のように述べています。「企業が単に生活者を理解する時代ではなく、共にブランドの未来を描いていく時代に移行しています。Mind Square®はリサーチにとどまらず、企業と生活者が共に価値をつくる場です。このプロジェクトによって、学生、生活者、企業が各々の視点から提案しあい、そば・うどんブランドの新しい未来を実現することを目指します。」
このように、株式会社10が主導する共創プロジェクトは、企業と生活者の関係の在り方を一新し、次世代ブランドの革新を促進する試みとして注目を集めています。