大野修の個展「Bug-Fi」
2025-09-09 14:54:53

音楽と立体作品が融合する大野修の新感覚個展「Bug-Fi」

音楽と立体作品が融合する大野修の新感覚個展「Bug-Fi」



現在、東京・西麻布に位置するオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」では、アーティスト大野修の個展「Bug-Fi」が開催されています。この展示は9月27日まで行われており、音楽とビジュアルアートの新しい融合を体験できる貴重な機会となっています。

大野修のアートの特徴



大野修は、音楽カルチャーと内面的な衝動を基にした独自の作品を展開するアーティストです。彼の制作手法である「ブリコラージュ」は、プラスチックや使えなくなった楽器など、身の回りの人工的な素材を組み合わせて生み出す形が特徴です。今回は特に彼の原点である《Chunk》シリーズが4点の新作として展示されています。環境からのインスピレーションを受けた彼の作品は、視覚だけでなく聴覚でも楽しませてくれます。

展示内容と新作



本展では、ヴィンテージギターにインスパイアを受けた《Cover》シリーズや、初めて公開される3メートルの《Frame》シリーズをはじめとする新作が20点も発表されています。さらに、音楽家・梅原徹と共同制作したサウンドインスタレーションも注目です。作品と音が共鳴し合うことで、観客は立体的で没入感のある環境に誘われます。サウンド作品は特別に制作されたパッケージに収められ、30個限定での販売も行われています。

特別イベントとメニュー



展示最初の週末、9月13日には大野修と梅原徹によるトークイベントや、自作楽器を使った特別演奏も行われる予定です(事前申し込みが必要)。また、展示期間中は併設されたバーにて大野の故郷・福岡県のワイナリーとのコラボメニューも楽しむことができます。地元の食材を使った特別メニューはアートだけでなく、食の楽しさも提供します。

大野修のアートが生まれた背景



大野修の作品に対するアプローチは、彼自身の経験とも深く関係しています。2012年にニューヨークに渡り、ハリケーン・サンディが引き起こした自然災害は、彼の創作中央に位置するテーマとなっています。混沌とした自然の影響を受けた街並みを素材として用いた彼の作品は、「レジリエンス」を象徴しています。災害によって壊れた素材を用いて新たな作品を生み出す行為は、過去の影響を敏感に受け止めつつ、未来に向かって再構築する力を示しています。

まとめ



大野修の個展「Bug-Fi」は、音楽とアートが織りなす新鮮な体験を提供します。芸術作品を見るだけでなく、音楽が融合した新しい視覚体験を楽しむことができるこの展示は、見逃せないイベントです。ぜひ、アートと音を感じるこの機会をお見逃しなく!

展示概要


  • - 会期:2025年9月3日(水)〜9月27日(土)
  • - 場所:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
  • - 入場:無料・予約不要
  • - HP: 公式サイト


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