舞台「サボテンの微笑み」
2025-12-11 15:34:55

待望の舞台「サボテンの微笑み」2026年春に開幕!必見のキャストと作品の魅力とは

2026年春、ケムリ研究室の新作舞台「サボテンの微笑み」上演決定



演劇ユニット「ケムリ研究室」が待望の新作公演「サボテンの微笑み」を2026年3月から4月にかけて東京・シアタートラムで上演します。今回の作品は大正から昭和初期の日本を舞台に、兄妹が住む家を訪れる人々の物語を描くもので、普段の生活の中で掬い取られる小さな夢や喜び、悲しみといった複雑な感情をリアルに表現します。

舞台のビジュアルとテーマ



新作公演のビジュアルも開示され、背景には鮮やかな真っ白が選ばれています。出演者の緒川たまきがサボテンに寄り添う姿は、柔らかく温かな作品世界を期待させるものです。

「ケムリ研究室」は、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチと俳優の緒川たまきが2020年に立ち上げたユニット。これまでに4回の公演を経て、多彩なテーマを扱ってきました。記憶を巡るディストピアもの、安部公房の不条理劇、コメディなど、幅広いジャンルの作品を手掛けてきました。

今回の「サボテンの微笑み」では、大きな出来事の中での激動ではなく、日常生活の中でのささやかな喜びや哀しみを掴み取ることを意図しているとのこと。見どころは、登場人物たちが抱える小さな夢や感情がどのように描かれるかです。

豪華キャスト陣



今回の公演には、豪華なキャスト陣が競演します。主宰である緒川たまきに加え、デビュー20周年を迎えた実力派の瀬戸康史、兄役で共演する瀬戸さおり、話題を集めている清水伸、独特の存在感を持つ赤堀雅秋、ナレーションや声優としても評価される萩原聖人、そして19年ぶりに舞台に立つ鈴木慶一と、名だたる俳優たちが勢揃いしています。

公演は2026年3月29日から4月19日まで全25公演が予定されており、東京公演の後には兵庫、豊橋、北九州、新潟と全国を巡演します。チケットは、一般発売が2026年2月14日から開始される予定で、早期に特別先行受付も行われるとのことです。

ケムリ研究室とは



ケムリ研究室は、独特な視点と鋭い劇観を持つケラリーノ・サンドロヴィッチと、情感豊かな演技で多くの観客を惹きつける緒川たまきの二人が中心となっており、ユニークな企画を多数手掛けています。これまでの作品では、実験的な演劇や物語性の強いタイトルが続いてきました。その中で「サボテンの微笑み」は、生活者たちの記憶や感情を切り取り、深い印象を残す物語になっていることでしょう。

お問い合わせ・詳細



公演の詳細については公式ウェブサイトをチェックしてください。期待の新作公演がどのように展開されていくのか、非常に楽しみです。最新情報は公式ウェブサイトからご確認ください。

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