日本と韓国の影絵と人形劇が融合した新作『るる島の秘密』

日韓の伝統が織りなす舞台芸術

2025年3月、東京の雷5656会館で、日本の影絵劇団かかし座と韓国の人形劇団ArtStageSANが共同制作した作品『るる島の秘密』が上演されます。この斬新なコラボレーションは、影絵と人形劇が見事に融合し、観客を幻想的な世界へ誘います。

コラボレーション作品の魅力

『るる島の秘密』は、主にセリフ無しで進行する物語です。言葉の壁を越え、あらゆる国の人々が楽しむことができるエンターテイメントとして企画されました。舞台上では、生き生きとした人形と美しい影絵が共演し、主人公の少女と黒猫の冒険が描かれます。この独自の演出は、観客に新たな感動をもたらすことでしょう。

映画のようなエンチャントメント

影絵劇と人形劇の異なる表現技法が組み合わさることで、情緒豊かなビジュアル体験が生まれます。かかし座とArtStageSAN、双方の劇団の高い技術と感性が組み合わさり、視覚的な驚きと発見に満ちた舞台が作り出されます。この作品は、あらゆる世代の観客に向けて制作されており、特に家族での鑑賞にぴったりです。

国際児童青少年舞台芸術の日にちなんで

『るる島の秘密』の公演は、国際児童青少年舞台芸術の日を記念して開催される特別なイベントです。この日を通じて、児童や青少年が舞台芸術に触れる貴重な機会を提供しています。アシテジ日本センターは、国際的な舞台芸術を日本に紹介する役割を担っており、優れた海外の作品を国内の観客に届けるとともに、様々な国との交流を促進しています。

チケット情報とアクセス

公演は2025年3月22日（土）18:00と23日（日）10:30、14:00の2日間にわたって行われ、場所は東京都台東区浅草にある雷5656会館5階のときわホールです。前売り料金は一般3,000円、子ども（中学生以下）1,500円で、当日券も販売されます。2歳以下の膝上鑑賞は無料ですが、全席指定となっているため、事前のチケット購入をお勧めします。