ミャンマー大地震への支援活動
ユナイテッドアローズは2025年3月28日に、ミャンマーで発生した大地震に対する緊急支援を行うことを発表しました。この支援は、同社のサステナビリティ活動「SARROWS」に基づいて実施されます。
支援の内容について
支援は大きく分けて二つの取り組みから成ります。まず、UAマイルの寄付を受け付けます。2025年4月4日から4月30日の間に、UAマイルを特定非営利活動法人国連UNHCR協会に寄付することができます。このマイルは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が行う援助活動に充当され、100マイルが2円に換算されてミャンマーの被災者へ寄付される仕組みです。
次に、公式ウェブサイトを通じて、一層の募金の呼びかけも行います。ここでは、国連UNHCR協会の募金受付サイトへのリンクが掲示され、より多くの人々が支援できるように配慮されています。
UAマイルについて
「UAマイル」とは、ユナイテッドアローズの店舗やオンラインでのお買い物時に獲得できるポイントです。通常、1円のお買い物で1マイルが付与され、得たマイルは自己利用or寄付のいずれかに使用できます。この制度を利用して、多くの方が難民支援に貢献できるわけです。
UNHCRと国連UNHCR協会の役割
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は1950年に設立され、国際的な難民支援を行っている機関です。世界中135カ国以上で活動し、紛争や迫害によって故郷を追われた人々の保護と支援に尽力しています。また、UNHCRは1954年と1981年にノーベル平和賞を受けていることからも、その重要な役割が評価されています。
支援活動の意義
ユナイテッドアローズは、今回の地震によって被害を受けた方々へ心からの哀悼の意を表し、一日でも早い復興を願っています。寄せられた募金は、UNHCRを通じて世界の難民支援にも活用されることになります。このように、企業がスピーディーに支援活動を展開することは、その企業が社会に対してどう向き合っているかを示す重要な要素ともなります。
SARROWSとは
「SARROWS」は、ユナイテッドアローズのサステナブルな未来に向けた活動のシンボルです。「Sustainability」と「ARROWS」を組み合わせた造語で、企業が持続可能な開発を目指す姿勢を表現しています。2020年からは、5つのテーマと16の重要課題を定めてその実現を目指し、2030年に向けた目標も具体的に掲げています。
このようにユナイテッドアローズは、fashionの枠を越えて社会貢献を続けており、消費者もその一環として寄付に参加することが可能です。モノを買うだけでなく、意義のある形で支援を行える機会をつかんでみてはいかがでしょうか。
皆様のご協力を心よりお待ちしております。