沖縄資源とロートの提携
2025-09-01 15:18:39

沖縄の海洋資源が未来の美容を変える!ロート製薬との提携で新たな可能性が広がる

沖縄の海洋資源が未来の美容を変える!



オーピーバイオファクトリー株式会社(以下、OPBio)とロート製薬株式会社によって、革新的な資本業務提携が発表されました。この提携は沖縄の豊かな海洋資源に注目し、特に微細藻類を元にした新素材の開発を目指すものです。OPBioが持つ独自の生物資源探索と培養技術と、ロート製薬の長年の医薬品・ヘルスケア開発に関する知見が融合し、今後様々な分野—化粧品、医薬品、さらには機能性食品—における新たな素材の開発を進めることになります。

提携の背景と目的


2006年に創業したOPBioは、沖縄の独自の天然資源を活用し、未利用生物資源の探索から始まり、成分分析、培養、そして製品化までを一貫して手がけてきました。特に、微細藻類「パブロバ」に含まれるフコキサンチンやEPAなどの機能性成分の実用化に強いノウハウを持っています。一方、ロート製薬は「心身の健康を支え、Well-beingを追求する」という使命のもと、様々な事業を展開しており、最近では再生医療や食領域の新たな価値創造にも取り組んでいます。

これまで両社は研究面での協力関係を築いてきましたが、この提携を機に関係をさらに強化し、研究から事業化までのプロセスをスピードアップしていくことを目指します。社会的な課題解決、そして持続可能な成長に向けた挑戦が期待されます。

藻類農園FARMOとの協力


この提携の重要な一環として、OPBioとロート製薬は「藻類農園FARMO」との連携を進めています。この農園は、再生可能エネルギーや海洋深層水などの地域資源を使った循環型モデルを推進しています。OPBioの培養技術とロート製薬の製品開発力を一体化させることで、地元に新たな産業創出や雇用の拡大、地方創生へとつなげる計画です。

特に、微細藻類を用いた新素材・新製品の開発を通じて、久米島からグローバルな展開を図ることで、「海洋資源の持続的活用モデル」を実証していく予定です。この取り組みで国内外への発信拠点としての役割を果たすことが期待されています。

未来の展望


提携により実現する具体的な展開は以下の通りです。
  • - 微細藻類由来の新規素材の共同開発
  • - 化粧品・医薬品・食品領域における応用展開
  • - 藻類農園FARMOと連携した地域循環型の事業モデル構築
  • - グローバル市場を視野に入れた事業の加速

会社概要


オーピーバイオファクトリー株式会社
所在地:沖縄県うるま市字州崎5番8
設立:2006年
代表者:金本昭彦
事業内容:海洋生物資源の探索、培養、分析、成分開発、製品化支援
URL:www.opbio.com

ロート製薬株式会社
所在地:大阪府大阪市生野区
設立:1899年
代表者:瀬木英俊
事業内容:医薬品、化粧品、機能性食品の研究開発・製造・販売
URL:www.rohto.co.jp

この提携がもたらす美と健康の未来に、私たちも期待を抱いて見守りたいと思います。


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