食品ロス削減へ、株式会社平賀が新たな取り組みを開始

食品ロス削減に向けた新たな取り組み

2025年6月6日、株式会社平賀が環境省の「令和7年度食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業」に選ばれました。このモデル事業を通じて、同社は食品ロス削減を目的とした消費者向けキャンペーンを展開する計画です。

環境省の取り組みと背景

環境省および農林水産省が発表したデータによると、2022年度の日本における食品ロスは約472万トンに達し、そのうち236万トンは事業に関わるものとされています。政府はこの問題を重視し、2030年度までに事業系食品ロスを2000年度と比較して60％削減することを目指しています。そのため、食品ロス削減に向けた具体的な施策と消費者の行動を促す取り組みが必要とされています。

「ちょいサス。」キャンペーンの運営

株式会社平賀が展開する「ちょいサス。」は、持続可能な社会の実現に向けたSDGs情報発信プログラムです。このプログラムの一環として、関西地域の小売企業と提携し、賞味期限が近い商品を積極的に購入するよう促すキャンペーンを実施します。店頭には多様な告知物や情報資材が設置され、消費者が食品ロス削減に貢献できるようサポートします。

目指すもの

この取り組みを通じて、株式会社平賀は小売事業者と連携することで、消費者が日常の買い物の中で食品ロス削減に寄与できる仕組みを構築します。また、この成果が持続可能な社会に向けた一歩となることを期待しています。

株式会社平賀の企業理念

創業以来、1965年に設立された株式会社平賀は、「小売の課題解決が日本一得意な会社」を目指しています。スーパーマーケットや家電量販店など、多岐にわたる小売業のニーズに対して、販促コンサルティングやMD施策、マルチチャネルマーケティングを通じて支援してきました。顧客のニーズに応じて、施策の調査、実行、そして効果検証までを一貫してサポートすることで、販促業界における独自の存在感を築いてきました。