国立文楽劇場舞踊会
2025-10-14 12:11:35

国立文楽劇場で楽しむ!東西名流舞踊鑑賞会の魅力と見どころ

芸術の秋を楽しむ特別な舞台



長い夏が過ぎ去り、いよいよ芸術の秋がやってきました。今年もこの季節に、国立文楽劇場で「東西名流舞踊鑑賞会」が開催されます。このイベントは、毎年秋に行われるもので、東西の日本舞踊の名手たちが一堂に会し、それぞれの技を競い合う素晴らしい機会です。

公演の概要



「東西名流舞踊鑑賞会」は、10月18日(土)に行われる予定です。公演は二部構成になっており、各部で異なる演目が楽しめます。

第1部の演目紹介(13時開演)


  • - 地歌『早舟』
この演目では、速いテンポの三味線の音色に合わせた舞を楽しむことができます。従来の物語を元にしつつ、さまざまな題材の歌がつながることで、観客を引き込む魅力があります。
  • - 長唄『まかしょ』
「まかしょ」の掛け声が響く中、江戸の町で軽妙な動きを見せる願人坊主の舞が展開され、観客を楽しませます。
  • - 清元『吉野山』
人気演目「義経千本桜」の一部を基にしたこの作品は、静御前と佐藤忠信の美しい情景が描かれており、その見得の瞬間は特に注目です。
  • - 長唄『木賊刈』
知識と経験を重ねた老人が木賊を刈る姿が舞われ、若者たちに負けない意気込みで語られる昔話が印象的です。

第2部の演目紹介(16時開演)


  • - 一中節『都若衆万歳』
「若衆」の美少年が登場し、華やかな万歳を披露するこのご祝儀曲は、元禄期の流行の名残も感じられる楽しい内容です。
  • - 清元『築地明石町』
鏑木清方の美人画を舞踊化したこの作品は、過ぎ去った時を偲ぶ女性の姿が印象的に表現されています。
  • - 長唄『安達ヶ原』
古くからの鬼女伝説を題材とするこの長唄は、深い感情が込められた舞台となっており、老女の悲哀に目を奪われます。
  • - 地歌『融』
光源氏のモデルとも言われる源融が主役。幻想的な月光の下で繰り広げられる優雅な舞を堪能できます。

参加する際のポイント



「東西名流舞踊鑑賞会」は、老若男女問わず参加できる芸術鑑賞の絶好の機会です。一般観客から舞台芸術に興味を持つ方々にとって、この舞踊の祭典は見逃せません。特に、華やかな衣装や独特な舞いの技は圧巻です。

チケット情報



チケットは、全席均一料金で第1部と第2部それぞれ7,000円(学生割引4,900円)で購入可能です。また、両部セットでの購入の場合は、13,000円となりお得です。発売は、国立劇場チケットセンターにて電話またはインターネットで受け付けています。

体験の後に



鑑賞後には周辺の美味しいお店でランチやティータイムも楽しめるので、素敵な一日を演出することができます。秋の訪れとともに、国立文楽劇場での特別な時間を体験してみませんか?

詳細な情報は国立劇場の公式サイトをご覧ください。


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