かどや製油、新提携
2025-08-22 16:56:20

かどや製油、ナイジェリアのごまサステナビリティを支援する新たなパートナーシップを発表

かどや製油、アフリカ開発会議での新たな取り組み



2025年8月20日から22日までの間、パシフィコ横浜で開催される「第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)」において、かどや製油株式会社はナイジェリアの小規模農家を支援するための新しい意向表明書(LOI)を締結しました。この提携は、「国際農業開発基金(IFAD)」や「Olam Agri」、そして「MCアグリアライアンス」との連携を通じて、農家の生活向上や生産性の向上を目指しています。

LOI締結の様子

ナイジェリアとの絆



ナイジェリアは、日本におけるごまの主要輸出国の一つであり、ここ数年、気候変動やインフラ整備の問題が生産に影響を及ぼしています。かどや製油は、この国の農家が抱える課題にも目を向け、生産者支援を通じて安定したごまの供給を図りたいと考えています。これまでナイジェリアのごまは、日本の食文化の中で重要な役割を果たしてきましたが、今後の持続可能な農業を実現するためには、現地の農家をサポートすることが不可欠です。

もたらされる影響



この新しいパートナーシップのもと、かどや製油は農家が自信を持って高品質なごまを育てられる環境を整備することに力を入れています。結果的に、品質の高いごま油が日本の食卓に届けられることとなります。特に、ごま油の需要は米国をはじめ世界中で高まっており、この流れに乗ることで、新たな市場の開拓にもつながるでしょう。

地域社会への貢献



また、IFADやOlam Agriとの協力により、ナイジェリアの農業コミュニティにポジティブな影響を与えることも目指しています。これは農家の生計向上だけでなく、地域全体の発展をも促進する要因となるでしょう。全てのステークホルダーが共存共栄するための持続可能なサプライチェーンの構築は、かどや製油の一つの使命です。167年にわたってごま油に特化した製造を続けてきた同社は、この取り組みを通じて世界に貢献することを目指しています。

持続可能な未来への取り組み



かどや製油は、「ごまの価値を極限まで高めることで世界に貢献する」というパーパスのもと、持続可能な未来への努力を続けていきます。農家が安心して生産に取り組める環境を提供することで、この意向表明書の実現を図り、今後も皆様の健康と笑顔を守るために尽力していく所存です。

かどや製油の歴史と役割



1858年に創業したかどや製油は、以来167年間にわたりごま一筋で商品を作り続けてきた専門メーカーです。

世界に「純正ごま油」の伝統の味を届けてきた同社は、今後もその経験と技術をもとに、サステナブルな農業の推進に寄与することで、新たな価値を創造していくことになるでしょう。



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