アイルランドの日本進出
2025-06-10 11:34:52

アイルランド政府のトレードミッションが日本市場へ進出!食品輸出拡大を目指す

アイルランド政府が日本でトレードミッションを実施



アイルランド政府の農業・食糧・海洋省、マーティン・ヘイドン大臣が率いるトレードミッションが、6月11日から14日まで日本で行われます。このイベントは、アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)の主催によるもので、東京と大阪を舞台に、日本政府との会談やアイルランドの食品・飲料品のプロモーション活動が予定されています。特に、6月14日には大阪万博の「アイルランド・ナショナルデー」にも参加し、アイルランド産の品質をアピールする貴重な機会となります。

日本市場におけるアイルランド産食品の重要性



アイルランドからの農業および食品の輸出は、2024年には170億ユーロ(約2兆7,710億円)に達すると予測されており、その中でも日本市場は特に重要視されています。アイルランド政府の調査によると、日本はアイルランド産食品・飲料の優先市場に選ばれており、Bord Biaは2019年に東京に事務所を開設しました。このトレードミッションは、2022年の前回に続いて、日本との貿易関係を強化するための重要なステップです。

ヘイドン大臣は、「日本の消費者は高品質な製品を求めており、我々の目標は、アイルランドの優れた食品の魅力を紹介することです」と述べており、品質や持続可能性への取り組みを強調しています。アイルランドでは「オリジングリーン」と呼ばれる国家的食品サステナビリティプログラムを通じて、食品の安全性と持続可能性を高めています。

大阪万博での活動



トレードミッションの一環として、ヘイドン大臣は6月12日、大阪万博での重要なイベントに参加します。EUの農業・食品担当委員であるクリストフ・ハンセン氏との交流や、パネルディスカッション「持続可能で競争力のある農業:EUからの視点」に登壇し、持続可能な農業の重要性や日本市場のニーズについてディスカッションが行われます。

プロモーションイベントの魅力



今回の訪問では、アイルランドの牛肉や乳製品、飲料、シーフードのプロモーションを目的とした様々なイベントも企画されています。その中でも注目すべきは、アジア初となる「Chefs’ Irish Beef Club」の設立や、アイルランド発のポテトチップスブランド「Keogh's (キョーズ)」が東京の小売店での販売を開始することです。また、5年ぶりにアイルランド産の牡蠣の輸入が再開されることも発表されています。

大阪万博のアイルランドパビリオンでは、アイルランドのウイスキーブランドによるテイスティングイベントが開催される予定で、日本市場におけるアイルランド飲料の重要性が再確認されます。Bord BiaのCEO、ジム・オトゥール氏は、「日本は品質を重視する消費者が多く、特にウイスキー市場は世界的にも重要な位置を占めています」と述べています。

結論



今後もアイルランド政府は日本との関係強化を図り、アイルランド産の食品の魅力を伝え続ける方針です。このトレードミッションは、アイルランドと日本の貿易関係を一層強化するための重要な取り組みであり、今後の進展が楽しみです。アイルランドの高品質な食品を一度試してみることをお勧めします。


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