特殊詐欺防止のために!伍代夏子氏が講演
和歌山県橋本市で行われる市制20周年記念イベント「みんなでとめよう!!国際電話~みんとめ大作戦in橋本~」にて、警察庁特別防犯支援官の伍代夏子氏が特殊詐欺に関する重要な啓発活動を行います。
特殊詐欺の現状と注意喚起
ここ最近、日本全国で急増している特殊詐欺は、特にオレオレ詐欺やニセ警察詐欺等が深刻です。伍代支援官はイベントの冒頭で、和歌山県内でのこれらの詐欺被害の増加について触れ、「オレオレ詐欺はもはや手口が確立されており、しっかりとした防止策が求められています」と強調しました。
さらに、近年特に悪質化しているニセ警察詐欺についても言及。偽の警察官がSNSやビデオ通話を通じて、信用を失わせるための偽情報を流したり、ショッキングな内容を送りつけてきたりする手法が増えていることを警告しました。「本物の警察官がSNSで逮捕状や警察手帳を見せることはありません。十分な注意が必要です」と強く訴えかけました。
家族を守るための意識を
伍代支援官は、参加者とのディスカッションを通じ、「詐欺はどのタイミングでかかってくるかわからない。自分は騙されないと過信することが何よりも危険です」と話しました。また、自分だけでなく、遠く離れた家族や親族の財産を守る意識を持ってほしいと訴えかけました。
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」というプロジェクトでは、全国の警察と連携し、特殊詐欺被害を未然に防ぐための活動を行っています。参加者には、このプロジェクトの重要性や、日常生活でできる対策について具体的な情報を提供します。
イベント詳細
この記念イベントは来たる2025年12月11日(木曜日)に橋本市サカイキャニング産業文化会館(アザレア)で開催されます。伍代夏子氏の講演を通じて、多くの人々が特殊詐欺に対する理解を深め、身近な人々を守るための行動を起こすきっかけとなることが期待されています。
終わりに
私たち一人一人が特殊詐欺のリスクを認識し、家族や友人を守るためにできることはたくさんあります。伍代支援官の言葉を胸に、詐欺対策を積極的に考え、行動していきましょう。