防音の新時代!ツナガルデザインの音響防音構造とは
日本国内でも進化を遂げている防音技術。株式会社ツナガルデザインが新たに米国特許を取得した「音響防音構造」は、その最前線に位置しています。この技術の背後にある理念や、それがもたらす新たな住まい方について詳しく探ってみましょう。
1. 音響防音構造の基本概念
ツナガルデザインが開発した音響防音構造は、免振ゴムの上に設けたコンクリート浮床に加え、鉄骨フレームを組み合わせた防振防音構造体に基づいています。さらに、壁面には吸音層として有孔ボード、反射層として遮音ボードを配置し、音響特性を最適化するという新しい手法です。この特許技術は、日本国内だけでなく、米国でもその先進性が認められ、2025年に米国特許を取得しました(特許番号:US 12,209,408 B2)。
2. 特許取得の背景と開発の経緯
集合住宅やスタジオでは、楽器演奏やさまざまな音の出る活動が求められます。しかし、従来の防音技術では、住戸内部の音響特性を事前に最適化することが難しいという問題がありました。
残響時間や音の明瞭さを確保することができず、入居者が求める音質を満たせない場合が多かったのです。そこで生まれたのが「音響防音構造」です。この技術により、入居後も自在に音響環境を調整できるようになり、入居者の多様なニーズに対応可能です。
3. 音響防音構造の特長と利点
音響防音構造の採用物件では、着脱式のフラットパネルを使用して、施工後でも容易に音響の調整が可能になります。これにより、音楽を愛する入居者にも快適な環境を提供できるため、住戸の人気が急上昇しています。
特に「音響防音構造」は、90dBの高い遮音性能を誇り、楽器の演奏やホームシアター利用に最適です。最適化が図られた防音性能によって、入居者の満足度が向上し、空間が持つ価値が高まります。
4. 防音マンション市場の成長と展望
現在、防音マンション市場は拡大を続けています。国内の主要グループの供給戸数が急増している中、ツナガルデザインの「サウンドプルーフ」シリーズは、2024年6月には入居率が100%を達成し、入居待ち登録者数も増加。今後の市場動向にも注目が集まっています。
しかしながら、防音マンションの開発には初期投資が高くつくなどの課題も存在します。そこで、ツナガルデザインでは特許技術のライセンス提供により、他のデベロッパーがこの技術を活用できるサービスを開始予定です。
5. ライセンスサービスのメリット
音響防音構造のライセンス供与サービスを利用することで、賃料を周辺と比べて1.3倍から1.5倍に設定できる高収益化の見込みがあります。また、施工後の防音性能に関する保証もあり、すべての物件で第三者機関による性能試験が実施されるため、安心して利用できます。
6. 具体的な導入例
2024年に竣工する「サウンドプルーフシアター学芸大学」では、音響防音構造が導入されており、防音性、防振性、音響性能において優れた環境が実現されています。この物件は、住居としても映画や音楽を楽しむための場としても機能し、現代の生活スタイルにマッチした提案を行っています。
都心に近い立地や、個々の住戸に設置された先進的な設備により、日常生活の中でエンターテインメントを楽しむことが可能です。
7. お問い合わせ先
防音マンションの開発を検討されているデベロッパーの方々は、ぜひツナガルデザインにお問い合わせください。
詳細情報はこちらで確認できます。
ツナガルデザインが提供する「音響防音構造」は、音に新たな価値を加え、住まいの快適性を劇的に向上させる技術です。その可能性に注目し、新たな住環境を楽しみましょう!