藤田金属の鉄フライパン、累計販売数77,777個突破！魅力の秘密とは

藤田金属の鉄フライパン、累計販売77,777個突破の舞台裏

藤田金属が手がけるオリジナル鉄フライパン「GARTEN」は、累積販売個数77,777個を達成しました。この記録は、約7年間にわたる努力と多くの人々の支持によるものです。本体部分は日本国内で製造し、ハンドルはドイツの老舗メーカーとの協業によって品質を確保。家庭でもプロでも、その使いやすさが高く評価されています。

Ambiete訪問から始まった海外進出の道のり

2018年、藤田金属はドイツの国際見本市「Ambiente」に初めて足を運びました。その際、厳しい価格競争や業界内の類似品の氾濫という課題を抱えながらも、オリジナル商品の強化と海外展開に向けた新たな一歩を踏み出しました。

Ambienteでの出会いがきっかけとなり、創業100年以上のハンドルメーカーと提携を結び、製品開発が進みました。2020年からは自社のブースを持ち、鉄の良さとその機能性を海外市場にアピールする機会を創出。OEM、ODM、さらにはコラボレーション商品にも力を入れ、食文化に応じた新たな調理器具の開発を目指しています。

独自の加工技術が生む使いやすさ

藤田金属の鉄フライパンの特徴は、なんといっても「独自ハードテンパー加工」にあります。この技術により、従来の鉄フライパンの使い始めに必要な「油ならし」が不要になります。高温で鉄板を焼き、その後にオリーブオイルを馴染ませることで、すぐに使える状態に仕上がります。また、この加工が焦げ付きやすさ、さらにはさびにくさを軽減。家庭での洗浄後すぐに使用できる利便性も魅力です。