松本隆の55年を祝う特別番組！昭和のヒットソングを振り返る

作詞家・松本隆 55周年特番の魅力

日本の音楽シーンにおいて、作詞家・松本隆が築いた55周年を記念する特別番組がBS日テレで放送されます。この番組では、松本が手掛けた数々の名曲と共に、その背景にあるストーリーや彼の人生に迫ります。特に、松本隆が初めて発表した楽曲「木綿のハンカチーフ」や「硝子の少年」など、約2100曲にわたる作品の背後にある情熱と努力を紐解いていきます。

松本隆と「はっぴいえんど」の誕生

松本隆の音楽キャリアは、1969年に結成された伝説的なバンド“はっぴいえんど”にさかのぼります。当時、英語の歌詞が主流だった日本のロック界において、松本は初めて日本語でのオリジナル曲を制作し、音楽界に革命をもたらしました。この歴史に名を刻んだ松本は、わずか19歳で作詞家としての道を歩み始め、その名は今でも多くの人に親しまれています。

「木綿のハンカチーフ」の秘話

特番の中では、松本が作詞した「木綿のハンカチーフ」の誕生秘話が語られます。この曲は、都市と地方の恋愛をテーマにしており、実際にモデルとなったのは九州出身の担当ディレクターでした。彼が登場し、曲がどのように生まれたのか、そのエピソードが明かされるによって、リスナーはより深くこの名曲を理解できることになります。

現在の松本隆と新たな挑戦

松本は75歳を迎え、京都での生活を楽しんでいます。彼の日常を追うコーナーでは、息子や孫と同世代の仲間たちと過ごすカジュアルな姿が映し出され、世代を超えた音楽への情熱と愛情が伝わってきます。また、松本はこの年に初めてラジオ番組のレギュラーを持ち、パーソナリティーとしての新たな挑戦も行っています。そこでのゲストとして登場するのは、松本の曲を多く持つ近藤真彦です。再会の瞬間には、感慨深いトークが展開されることでしょう。