46年の愛され続ける「クックダッセ」に新キャラクター誕生
「お客様に安心と満足を」のスローガンを掲げている三立製菓株式会社から、新しいキャラクター「クックニャッセ」が誕生しました。このキャラクターは、今から46年前に発売されたロングセラー商品であるラングドシャ「クックダッセ」に基づいていて、若い世代への認知拡大を目指しています。
「クックダッセ」とは?
「クックダッセ」は、1979年の発売以降、多くの方に支持されてきた商品です。特に、その特徴である薄焼きラングドシャは、口溶けの良さが魅力です。現在はチョコ、ホワイトチョコ、抹茶チョコの3種類が年中販売されており、季節ごとの限定版も出ています。今後は2025年3月24日に発売予定の「クックダッセリッチミルク」も登場予定で、さらなる展開が期待されています。
新キャラクター「クックニャッセ」
「クックニャッセ」は、静岡文化芸術大学の学生によって発案された、可愛らしい猫のキャラクターです。ラングドシャの由来である「猫の舌」をイメージし、顔には波模様があしらわれています。とてもマイペースな性格で、「クックダッセって、なんニャッセ?」と不思議そうにしている姿は、多くの方に親しみが持たれることでしょう。
彼女は昼寝をしていたところ、浜松にひょっこり現れ、三立製菓のPRを担うことになりました。クッキーの甘いいい香りを放つ彼女が近くにいると、思わず惹きつけられてしまいます。
若い世代へのアプローチ
三立製菓では、ロングセラー商品である「クックダッセ」の認知度を高めるために、20~30代向けの戦略を模索していました。特に、若い世代の間での認知度が低下する中、静岡文化芸術大学の学生たちと協力し、キャラクターやパッケージデザインに新しいアイデアを取り入れてくれる機会を得ました。
学生による斬新な提案により誕生した「クックニャッセ」は、SNSなどでのプロモーションキャラクターとしての役割も果たします。
学生発案者の思い
静岡文化芸術大学の髙橋優衣さんは、「クックダッセ」の特徴的な波模様を取り入れつつ、伏し目がちの上品さと可愛らしさを兼ね備えたキャラクターを制作したいと考えました。「クックダッセは本当に美味しかったので、私の考えたキャラクターを通じてファンが増えたら嬉しいです」と語っています。
多くの人に愛される「クックダッセ」
今回の新キャラクターが誕生した背景には、三立製菓の本社がある浜松での大学とのコラボレーションの成果が大きいです。企画担当者は、「お客様からいただくアイデアは貴重な経験であり、若い世代の視点を取り入れられたことに感謝しています」とコメント。
長年愛されてきた「クックダッセ」が、新たな魅力でさらに多くの人々に支持されることを期待しています。美味しさだけでなく、キャラクターの魅力も加えた「クックダッセ」をぜひご賞味ください。