吉永小百合写真集『吉永小百合』出版記念イベントの詳細レポート
2025年11月27日、篠山紀信氏が手掛けた写真集『吉永小百合』が発売されます。この写真集は、国民的女優・吉永小百合さんが1972年から1995年にかけての23年間にわたって収められた珠玉の写真と、彼女が出演した124作品の映画に関するスチール写真を収集した一冊です。更には、吉永さん自身が綴った篠山氏への追悼文や、これまでの俳優人生を振り返る貴重な文章も豊富に収められており、その内容はまさに永久保存版と言えるでしょう。
この写真集の出版を記念して、12月14日の日曜日には東京の某ホテルにて、吉永小百合さんのサイン本お渡し会およびミニトークイベントが開催されました。ここでは、トークイベントの内容を一部紹介します。
吉永小百合さんとの貴重なエピソード
イベント中、吉永さんは篠山紀信氏との撮影エピソードを語られました。一つの印象的なエピソードは、映画の撮影で訪れた北海道の鶴居村にまつわるものでした。「つる」の写真が特に心に残っていると彼女は言い、撮影の際、篠山氏と一緒に雪が降り続く中、川沿いで鶴に近づいた時の思い出を語りました。鶴が逃げずに彼女たちを待っていてくれたおかげで、貴重な一枚が撮影できたという話は、聴衆を魅了しました。
人生の「八合目」について
また、イベントでは「今は人生八合目」との言葉が印象的でした。この「八合目」という言葉は、登山の比喩として使われ、これからの人生についての吉永さんの考え方が明らかになりました。彼女は「八合目からが面白い」と語り、自身が考える人生の転機について深く語りかけました。彼女は新たな挑戦をし続け、その道のりを楽しんでいる様子が伺えました。
落ち込むことも、乗り越えるための力に
さらに、落ち込むこともあると告白し、これまでの経験からどうやって乗り越えてきたかを語りました。「反省はしても後悔はしない」という彼女の姿勢にも、多くの参加者が共感を寄せていました。苦難を乗り越えるための工夫や日々の健康管理にも言及し、自身を鍛えることの重要性を強調しました。
写真集の魅力
このような吉永小百合さんの貴重な思い出を詰め込んだ写真集は、見る者に彼女の美しさだけでなく、その背後にある感情やストーリーをも伝えてくれます。『吉永小百合』は、単なる写真集を超え、吉永さんの人生の歩みを感じ取ることができる作品に仕上がっています。ぜひ手に取って、その魅力を感じてください。
写真集『吉永小百合』は、208ページ、定価25,000円(税込)で2025年11月27日に世界文化社から発売されます。あなたの書棚に欠かせない一冊になること間違いなしです!