大阪文化服装学院が2年連続で国際的なファッションコンテストでのダブル受賞を達成!
大阪文化服装学院(OIF)は、最近開催された「アジア新鋭デザイナーファッションコンテスト」で、グランプリと準グランプリの両方を受賞するという快挙を成し遂げました。このコンテストは、アジア地域の新鋭デザイナーを発掘するべく設けられたもので、世界中から約1000点の出品がありましたが、その中でOIFからは6名の学生がファイナリストに選ばれる結果となりました。
ダブル受賞の詳細
グランプリを受賞したのは、スーパーデザイナー学科の3年生、
津川仁菜さん。彼女の作品は「Unbound」というテーマで、自己表現の自由を追求したものです。津川さんは「全国から集まったクオリティの高い作品の中で、選ばれるなんて思ってもみなかった」と驚きを語ります。特に、シルエットにこだわった制作プロセスを強調し、手縫いでの仕上げに力を入れたことが評価されたポイントのようです。
準グランプリを受賞したのは、同じくスーパーデザイナー学科の2年生、
片山公貴さん。テーマは「DISTORTION」で、年齢によって変わる姿勢を反映したデザインを手掛けました。片山さんは、制作中に周囲の評価から自信を失ったこともあったと語り、その瞬間に準グランプリの発表を聞いたときは全く実感が湧かなかったとのこと。彼もまた、シルエットの美しさにこだわり、流動的なフォルムを生かした作品を完成させました。
国際舞台での活動
このような成果は、OIFの教育体制に起因しています。イタリアやロンドンのファッション学校出身の教員による世界標準のカリキュラムを採用しており、国際的な舞台で活躍できる人材を育てています。特に、毎年多くの学生が国内外のコンテストで賞を受ける実績は、その教育の質を如実に示しています。
期待される未来
OIFでは、2026年に「ヴォートレイル ファッション アカデミー」へ校名変更を予定しており、新たな一歩を踏み出すことになります。この決断も、国内外での独自の存在感をさらに強めていくためのものであり、学校のビジョンと新たな挑戦に向けた意志が見て取れます。
このように大阪文化服装学院は、才能ある学生たちを世に送り出すべく、今後もファッション界への貢献を続けていくことでしょう。次なる国際コンペでも彼らの活躍が見られることを期待しています。