日本代表宮﨑、洋菓子世界大会二連覇の偉業
2025年4月4日、日本代表シェフ・パティシエの宮﨑龍さんが愛知県知事を表敬訪問します。この訪問は、洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で日本チームが見事に二連覇を成し遂げた栄誉を称えるために行われます。
表敬訪問の詳細
訪問は午後5時15分から午後5時30分までの予定で、愛知県公館において開催されます。宮﨑さんと共に訪れるのは、株式会社ブライド・トゥー・ビーの取締役、野口結生さんです。訪問時には、知事との挨拶や作品の試食、歓談の時間が設けられ、最後には記念撮影も行われる予定です。
宮﨑龍のパティシエとしての歩み
宮﨑龍さんは、1972年に愛知県で生まれました。これまで様々な飲食店で多くの経験を積んだ後、30歳を過ぎてパティシエの道に進みました。現在は、株式会社ブライド・トゥー・ビーのシェフ・パティシエとして活躍しています。彼は、氷彫刻やチョコレート彫刻を専門にし、ジャパンケーキショー東京や氷彫刻大会で数々の受賞歴を誇ります。
特に、今回の世界大会においては、フローズンデザート「独楽」と氷彫刻「錦鯉」を担当し、自らの技術を存分に発揮しました。彼は、過去最多の8回にわたり予選に出場し、16年以上にわたって挑戦を続けた強い意志を持つパティシエです。53歳という年齢ながら、見事に日本代表としての座を勝ち取りました。
世界大会の概要
「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」は、1989年に設立され、世界中の優れたパティシエが集まる国際的なコンクールです。フランス・リヨンで2年ごとに開催され、各国の代表チームが腕を競い合います。また、今回の日本代表チームには、他に籏雅典選手(アクアイグニス)、的場勇志選手(美十)が参加し、冨田大介団長の指揮のもと、テーマ「日出ずる国」を掲げて挑みました。
ブライド・トゥー・ビーの理念
株式会社ブライド・トゥー・ビーの企業理念は「HAPPY PEOPLE MAKE HAPPY PEOPLE」であり、理念経営を重んじています。名古屋市に2店舗展開するウェディング事業や、フレンチレストランの運営など、多岐にわたったサービスを提供しています。特に宮﨑さんが手掛けるスイーツ事業では、質の高い手作りスイーツを多くの人に届けることを目指しています。
このような背景の中、宮﨑さんの訪問は、単に受賞を祝うだけでなく、パティシエ職業そのものの価値や魅力を広める機会ともなるでしょう。彼の挑戦と情熱は、多くの人に感動を与えるものです。次回の洋菓子世界大会にも期待がかかります。