フジテックがグッドデザイン賞を受賞！新ユニフォームの魅力とは

フジテックのユニフォームがグッドデザイン賞受賞！

フジテック株式会社の新しいユニフォームが、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、株式会社オンワードコーポレートデザインがデザインを担当したことでも話題になっています。このユニフォームは、社員の声を元にした革新性と多様性に対する配慮が評価され、従来の固定観念を一新しています。

ユニフォームの新しい概念

従来の職場のユニフォームというと、画一的で個性を感じにくいデザインが多かったのですが、今回のフジテックのユニフォームはそれとは異なります。性別や職種にとらわれず、多くの社員が快適に着用できるようなデザインへと刷新されました。これは、企業文化における多様性を大切にする姿勢を反映しています。

ユニフォームのデザインには、機能性や快適性が求められるだけでなく、ジェンダーフリー設計やマタニティ対応なども考慮されています。これにより、誰もが安心して働ける環境が整えられているのです。特に、職場のユニフォームとして行動する中で、個々の社員が誇りを持って着用できることが大切にされています。

サステナビリティへの取り組み

また、このユニフォームは持続可能性にも寄与しています。使用後のユニフォームをケミカルリサイクルで再資源化する仕組みが取り入れられており、環境に配慮したプロジェクトとしても高く評価されています。企業が持続可能な未来に向けた取り組みを行うことが、今や求められる時代となっています。

デザイナーのコメント

デザインを担当した株式会社オンワードコーポレートデザインの鈴木文氏は、セイタロウデザインの山崎晴太郎氏が提唱した“GRADATION DIVERSITY”（グラデーションの多様性）をコンセプトに仕上げた点を強調しています。裾を絞ることでシルエットに変化を持たせ、自由なコーディネートを可能にする余白を持ったデザインが特徴です。

機能性に重きをおきながらも、従来の作業服のイメージから脱却した洗練された外観が歩く街の中で溶け込むような雰囲気を醸し出しています。

フジテックとオンワードコーポレートデザインについて

フジテック株式会社は、エレベータやエスカレーター、動く歩道の専業メーカーとして知られ、研究開発から製造、販売までを一貫して行っています。全国でも安全で快適な移動空間を提供することをミッションとしており、世界24の国と地域にそのサービスを展開しています。設立は1948年で、代表者は原田政佳氏です。

一方、株式会社オンワードコーポレートデザインは、企業向けのユニフォームやセールスプロモーションの分野で60年以上の歴史を持ち、2,000社以上の法人クライアントのニーズに応えてきました。代表の村上哲氏が率いるこの企業は、クライアントのブランドについて深い理解を持ち、顧客の「らしさ」や「ありたい」を共に創り上げています。

まとめ

フジテックの新ユニフォームは、デザインの先進性と持続可能性、そして多様性に対する深い理解が組み合わさった結果誕生したものです。これはただのユニフォームに留まらず、働く人々に誇りを与え、環境にも優しい選択肢として私たちが注目すべきモデルです。今後も、こうした取り組みが多くの企業に広がることを期待したいものです。