貝印の新たな挑戦
2025-08-05 12:01:12

貝印がアフリカ市場を目指した取り組みと講演会開催

貝印がアフリカ市場を目指した取り組みと講演会開催



グローバル刃物メーカーの貝印株式会社が、2025年8月20日から22日まで横浜で開催される「TICAD Business Expo & Conference」に出展します。このイベントは、日本だけでなくアフリカ各国のリーダーやビジネス関係者が多数参加する重要な場となります。

出展の背景



貝印は「切れ味とやさしさ」を掲げ、安全で高品質な刃物を通じて多くの人々の生活に貢献することを目指しています。1977年のアメリカ進出以来、アジアや欧米を中心に8か国に拠点を設け、現在では100を超える国や地域でその製品を提供しています。特に、未だ貝印の製品が広がっていない地域にその価値を届けることに強い意欲を持っています。

最近、アフリカは経済成長と市場の拡大が期待される地域として注目を集めています。生活水準の向上に伴い、安全で高品質な刃物への需要が高まることが予想されています。貝印は、アフリカの人々に高品質の刃物を紹介することで、新たな価値をもたらしたいと考えています。

講演について



8月20日には、元カイインディア代表で現KAIグループ顧問のパンディア・ラジェシュ氏が講演を行います。ラジェシュ氏は、日本で「カルフール」の立ち上げや「キッザニア」のインド展開を手掛け、30年以上のキャリアを持つプロフェッショナルです。彼は、モディ首相と同じグジャラート州出身であり、ビジネスにおける経験と文化的な背景を活かした見解が期待されます。

講演会概要


  • - 日時: 8月20日(水)14:00-14:45
  • - 場所: パシフィコ横浜 展示ホールイベントステージ

ラジェシュ氏の講演では、インドで事業を開始してからの成功事例や現地ニーズに応じた製品開発の過程が語られます。また、今後は日本の質の良さと信頼を活かし、インドを生産拠点としてアフリカ市場へ進出する計画が示される予定です。「日本の品質、インドの機動力、アフリカの成長」という理念のもと、持続可能で社会貢献につながるビジネスを目指しています。

TICADおよびTICAD Business Expo & Conferenceについて



TICADは「Tokyo International Conference on African Development」の略称であり、日本政府が主導し、国連などが共催するアフリカ開発に関する国際会議です。今回のTICAD9にあわせて、ジェトロが主催するこのビジネスエキスポは、日本企業の優れた製品や技術をアフリカの要人に紹介し、新たなビジネスチャンスを創出することを目指しています。過去にない規模で日本企業が出展する予定で、投資情報提供やテーマ別セミナー、さらにはポップカルチャー展示などが行われる予定です。

貝印株式会社について



貝印株式会社は、1908年に岐阜県関市で創業し、1万アイテム以上の刃物関連商品を展開しています。身だしなみを整えるツールから調理器具、医療用刃物まで、生活の様々なシーンで利用される製品を提供しており、その企画・開発から販売までを一貫して行っています。本社は東京都千代田区に位置し、国際的な視野で製品展開をしています。

読者の皆様からのお問い合わせは、貝印株式会社お客様相談室へどうぞ。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 貝印 TICAD アフリカ市場

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。