渋谷レックスの成功
2026-06-04 13:25:39

福島の渋谷レックス、海外展開で中小企業庁に選定!

福島県福島市に本社を構える老舗の菓子問屋・渋谷レックス株式会社が、経済産業省の「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されるという快挙を達成しました。これは同社の独自のグローバル展開と多角化経営が高く評価された結果です。

渋谷レックスは1951年に創業し、長い歴史を持つ菓子・食品卸売業者です。しかし、近年の国内卸売業界は厳しい収益環境に直面しています。こうした課題に立ち向かうため、同社は2014年からアジア地域への本格的な海外直接輸出を開始し、新たな市場開拓に挑戦してきました。これにより「菓子問屋」としての伝統の枠を越えて、保存料不使用の乳幼児向け食品や、在日・インバウンドのムスリム向けのハラール食品を自社製造するなど、さまざまな食に関するニーズに対応しています。

特に注目すべきは、渋谷レックスが手がける「もぐもぐちゃん」シリーズです。この商品は、日本の厳しい基準で製造された安全で美味しいベビーフードとして、海外市場に向けて展開されています。また、ハラール食品の製造にも力を入れており、和牛製品(肉団子、ローストビーフ、ハンバーグなど)を幅広く提供するための自社飲食店「しぶ家(SHIBU-YA)」も運営しています。

さらに、渋谷レックスは国内外のECモールでの販売も強化しており、楽天市場やAmazonなどでの取り扱いを広げました。特にハラール品専用のプラットフォームやそれらの商品を袋詰めするサービスまでも展開して、新しい顧客層の開拓を進めています。

同社の海外展開は目覚ましく、2014年の本格的な事業進出以来、ベトナム、香港、中国合計して米国まで販路を広げており、2025年度には海外関係の売上額が約13億4,600万円に達する見込みです。この結果、同社の総売上高に占める海外比率が25%にまで成長することが期待されています。

渋谷レックスは、今後も食文化の発展に貢献するべく、アジア圏市場を深耕しつつ、米国や中東への販路拡大を目指しています。「流通の力で食文化を育て、幸せと感動と安心を、すべての人へ。」という理念を掲げ、多様性を尊重する積極的なアプローチが光ります。このような企業の取り組みは、地域の経済発展や消費者のニーズに応える重要な役割を果たしています。

今後も、渋谷レックスの動向から目が離せません。彼らの挑戦がどのような成果を生むのか、私たちの期待は高まります。福島の地から世界へと羽ばたく渋谷レックスの成功の姿を、ぜひ応援したいものです。


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