万博のユニフォーム
2025-03-07 17:30:35

コシノジュンコ氏デザインのユニフォームが万博で初披露!未来のファッションを先取り

万博ユニフォーム発表の背景



2025年に大阪で開かれる国際博覧会を前に、タカラベルモント株式会社がデザインしたスタッフユニフォームが発表されました。このユニフォームは、著名なデザイナーであるコシノジュンコ氏が手がけており、性別や年齢を問わない新しいファッションのビジョンが反映されています。公開日は、国際女性デー前日の3月7日で、特別なイベントとして「OSAKA WOMAN TALK PROJECT」の一環で行われました。

デザインの特徴と意図



コシノ氏がデザインしたユニフォームは、「量子飛躍する美の世界」というテーマのもと、ブース内の立体構造を取り入れたものです。ユニフォームを纏ったスタッフは、まるで美の展示物の一部であるかのように感じられるようにデザインされています。また、シルバーとホワイトを基調とした色合いは、未来を感じさせ、展示と一体感を生み出しています。

コシノ氏は、ユニフォームのポイントを「ブースの多面的な美しさを反映させ、一体感を演出することを目指した」と説明しています。未来への挑戦として、シルバーは光の象徴と位置付けられているのです。これは、万博が持つ未来への希望と共鳴し、来場者に向けたメッセージも込められています。

トークショーでの女性エンパワーメント



ユニフォーム披露の後には、「万博×女性」をテーマにしたトークショーも開催されました。ここでは、コシノ氏をはじめ、立命館大学の山出美弥氏、乃村工藝社の石川敦子氏がパネリストとして参加し、過去の万博を通じて女性の地位や生き方がどのように変わってきたかを振り返りました。

石川氏は「幸せな未来をみんなで築ける世界を目指したい」と語り、山出氏は「女性が自由に活躍できる社会を作ることが重要」と発言しました。コシノ氏は「未来が見えないからこそ、自由に想像し、夢を描くことが大切」と力強いメッセージを発しました。

デザインプロセスのこだわり



ユニフォームのデザインプロセスはユニークで、コシノ氏は洋服の部分からではなく、まずはヘアスタイルのスケッチから始めました。この女性特有の視点は、独特のアシンメトリックなデザインへと昇華されました。また、オートクチュールのように、一つひとつ丁寧に仕立てられたことで、ユニフォームは高い完成度を誇ります。

企業理念と持続可能性への取り組み



タカラベルモントの目指すところは、「美しい人生を、かなえよう」という理念のもと、多様な価値観を受け入れ、持続可能な社会の実現に向かうことです。大阪・関西万博を通じて、来場者と共に「真の美」を考え、新たなライフスタイルの提案を行っていく意欲を示しています。

タカラベルモントは、このユニフォームを通じて、未来のファッションのあり方と、女性のエンパワーメントの重要性を伝えていくことを約束しました。これからの万博が、どのような新しい価値を生み出すのか、非常に楽しみです。


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