韓国ミュージカル『ファントム』がついに日本で初上映！加藤和樹さんの魅力に迫る

韓国ミュージカル『ファントム』が日本初登場！

2025年9月12日、東京の新宿ピカデリーでは、韓国ミュージカルの傑作『ファントム』が初めて日本の大スクリーンで上映され、その特別なプレミアムトークイベントが開催されました。主演を務めた加藤和樹氏が登壇し、観客との交流が繰り広げられました。

このイベントでは、韓国ミュージカルの魅力を余すことなく語った加藤氏が、その歌声や演技に込めた思いを熱く伝えてくれました。彼は、数々の大作に携わってきたミュージカルの名手であり、2019年及び2023年には日本版『ファントム』でエリック＝ファントム役を演じるなど、多彩な才能を発揮しています。

日本の枠を超えた新たな体験

韓国ミュージカル『ON SCREEN』シネマシリーズの一部として、今回の『ファントム』は第2作目の公開となります。第1作『エリザベート』も全国で上映され、高い評価を得ており、続々と『マリー・アントワネット』や『笑う男』が上映される予定です。

加藤氏は、韓国ミュージカルの醍醐味を観客に伝える中で、特に「歌の力」を強調しました。彼にとって、日本のミュージカルと韓国のそれは表現方法が異なり、韓国では歌声がストーリーをより深く伝える重要な役割を果たしていると語っています。彼自身も、韓国で作品の歌声に圧倒された経験があるとのこと。

加藤和樹の推しポイント

この日は、観客からの質問にも答え、加藤氏は韓国版『ファントム』の「全てのシーン」が心に響くと感動を語りました。特にオープニングシーンに関しては、初めて観た際の衝撃を今でも忘れられないとのことで、足を運びたくなるような魅力的な内容に仕上がっているとのことです。

さらに、彼は最近共演したSUPER JUNIORのキュヒョンについても触れ、その人間味あふれる姿勢に感心した様子を伺わせました。キュヒョンの魅力は、日本語に対する真摯な姿勢やファンに対する愛情だと語り、その優しさがパフォーマンスにも現れていると絶賛しました。

次なる挑戦とは？

加藤氏は今後の展望についても語り、韓国のミュージカル制作会社EMKの『マタ・ハリ』に出演する予定であることを明かしました。「このミュージカルも全く異なる魅力を持っています」と期待を寄せ、次なるステージでの演技にも注目が集まります。

終わりに

締めくくりとして、加藤氏は「韓国ミュージカルが日本の映画館で体験できることはとても素晴らしい」と語りました。現地の魅力をそのまま日本で楽しめるこの機会に、さらに多くの人々がミュージカルへの興味を持つことを願っています。観客が韓国の舞台にも足を運び、両国のミュージカル界が盛り上がることを期待しています。

このように充実した内容のトークイベントが行われ、加藤和樹氏の魅力が一層際立った今回の上映会。映画館での『ファントム』の体験が、観客にとって特別なものになることは間違いありません。