渋谷のレコード文化を探る新刊のご紹介
2026年5月上旬にリリースされる待望の書籍『The History of Record Stores in Shibuya ~ & Beyond 渋谷、レコード店の歴史、そして、それ以上の何か』。この本の著者であり、アナログレコード専門店「Face Records」の創業者である武井進一氏は、渋谷の音楽文化とその歴史を掘り下げる使命を果たしています。
渋谷の音楽文化とは
1990年代、渋谷・宇田川町は「レコードの聖地」として知られ、多くの音楽ファンやクリエイターにとって憧れの場所でした。特に、アナログレコードはその独特な温かみや音質から多くの支持を得ていました。しかし、なぜ渋谷はこのような音楽文化の中心地となったのか?その背景には歴史的な要因が隠れているのです。
武井進一氏の調査
武井氏は、自身のレコード店について「その始まりはいつだったのか?」という疑問から調査を開始します。古い書籍や資料、そして古地図を調べる中で、彼の研究は単なるレコード店の歴史にとどまらず、都市の歴史へと広がっていきました。
彼が発見したのは、渋谷の発展にはGHQの占領政策にもとづくアメリカナイゼーションや、戦後復興に伴う価値観の変化が密接に関わっているということです。「渋谷のレコード店の歴史」を追うことは、戦後日本における文化の変遷を追体験することでもあったのです。
書籍の構成
本書は大きく4つの部に分かれています。第一部では、渋谷の最初のレコード店はどこにあったのか、そしてその店が持っていた記憶や文化的背景を探ります。
第二部では、渋谷で初めての輸入盤店シーンを取り上げ、アメリカから持ち込まれた音楽がどのように渋谷の文化を形成していったのかを見ていきます。
第三部では進駐軍によるアメリカンカルチャーの影響、米兵と音楽との関係を探求し、どのようにして日本の音楽シーンに影響を与えていったのかを描き出します。
最後の第四部では、サブカルチャーの形成と東京オリンピックの影響を考察し、ジャズ喫茶、ディスコ、さらには「CISCO RECORDS」の歴史に至るまで、多面的に渋谷の音楽文化を探ります。
特別な冊子
新刊は全200ページ、A5版サイズでの発行予定で、さまざまな視点から渋谷のレコード文化を楽しむことができます。収益は、日本国内外のFace Records各店舗でも取扱いますし、オンラインでも購入可能です。
書籍購入情報
『The History of Record Stores in Shibuya ~ & Beyond』は、Face Recordsをはじめ、渋谷の蔦屋書店やオンラインショップでも購入可能です。ぜひ、この機会に渋谷の深い歴史に触れ、その背後にある文化的な流れを理解してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
FTF株式会社 広報部までご連絡ください。文化の発信地、渋谷におけるレコード店の重要性を再認識する一冊です。興味のある方は是非チェックしてください。