ロッテ滋賀工場、新たな太陽光発電設備を導入しCO₂削減に貢献

ロッテ滋賀工場の新たな取り組み

株式会社ロッテが、滋賀県近江八幡市に位置する滋賀工場にカーポート型太陽光発電設備を新設しました。この設備は2025年5月から稼働予定で、発電した電力を隣接する自社工場で使用します。この取り組みにより、年間約300トンのCO₂排出量を削減できると見込まれており、企業の環境への配慮が一層強化されます。

カーポート型太陽光発電設備の特徴

カーポート型の太陽光発電設備は、従来の発電所と異なり、駐車場の上部空間を有効利用する点が特長です。地面を占有せずに発電を行えるため、駐車スペースを圧迫しないだけでなく、土地の効率的な利用が可能になります。また、災害時においてもこの設備からの電力を活用できるため、事業継続計画や地域全体のレジリエンス強化にも寄与すると期待されています。

設備の基本情報

- 太陽光パネル数：945枚
- 総パネル面積：約2,500平方メートル
- 発電容量：約450kW
- 想定年間発電量：約700MWh
- 想定年間CO₂削減量：約300t-CO₂

サステナビリティへの取り組み

ロッテは、「ロッテミライチャレンジ 2048」というサステナビリティ目標を掲げています。この目標のもと、2028年度までにエネルギー起源CO₂排出量を2019年度比で23%以上削減し、2048年度までにカーボンニュートラルの達成を目指しています。このような目標を達成するためには、省エネルギー活動や再生可能エネルギーの活用が不可欠です。