朗読劇「カサブランカ」の魅力に迫る
2025年9月、博品館劇場で上映される朗読劇「カサブランカ」。この名作が新たな形で、観客に感動を届ける機会が訪れます。豪華キャストが織りなす舞台は、映画の名シーンを生き生きと再現し、観客に新たな視点を提供することでしょう。
クラシカルな名作が朗読劇に
「Classic Movie Reading」(クラシック・ムービー・リーディング)は、過去の名作映画を朗読劇としてアレンジし、多くの人々にその魅力を再発見させるプロジェクトです。これまでに「ローマの休日」「自転車泥棒」「風と共に去りぬ」「若草物語」など、名作が数多く取り上げられています。その中で、今回の「カサブランカ」は特に注目を浴びる作品です。名人ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演したこの映画は、永遠のラブストーリーとして多くの人々に愛されてきました。
キャストの紹介
主演には、リック・ブレイン役に【廣瀬智紀】、イルザ・ラント役には元宝塚歌劇団のスター【有沙瞳】、そしてヴィクター・ラズロ役には、人気ダンスボーカルユニット『Lead』から【鍵本輝】が名を連ねます。さらに、ハインリヒ・シュトラッサ―役に【川上将大】、ギレルモ・ウガーテ役【広井雄士】、ルイ・ルノー役に【コウガシノブ】が出演し、各キャストが持ち味を活かした演技を披露します。
脚本と演出の背景
朗読劇の脚本を手掛けるのは、劇作家として注目を集める【鈴木智晴】。彼は演劇ユニット「劇団東京都鈴木区」の主宰であり、2.5次元舞台やアニメ脚本での活躍が期待されています。また、演出を務める【坪井彰宏】は、演出助手としての豊富な経験を経て、自身の作品創作にも力を入れてきた実力派です。
坪井氏は、映画「カサブランカ」に対する熱い思いを語ります。「愛の反対は無関心である」。1942年、ナチスドイツの占領下で、愛を求め続けた人々の物語を届けたいという強い意志が込められています。
開幕への期待とキャストの想い
広瀬智紀は、「大学の講義で初めて『カサブランカ』を知った。そのときから大人としての視点で作品を見返し、役に挑むことで新たな発見がある」と語っています。昨年の「若草物語」に続く参加に意気込みを見せる有沙瞳は、「ぜひ楽しんでもらいたい」とメッセージを寄せています。
同様に、鍵本輝は「不朽の名作に触れる喜びを感じながら、ラズロの信念をしっかりと表現したい」と語ります。
チケット情報
公演日は2025年9月6日(土)と7日(日)。チケットは一般販売と先行販売が行われ、特典としてオリジナルミニフォトブックも付きます。チケット購入はお早めに。特にリピーター特典なども用意されており、何度も観に行く楽しみがあります。
まとめ
映画として名高い「カサブランカ」を、朗読劇という新たな形で体験できるこの機会。豪華キャストと共に、名作の持つ深いテーマと感動を楽しんでみてはいかがでしょうか。皆様のご来場を心よりお待ちしております。