持続可能な農業を支える「継ぐ米」の新米予約がスタート!
島根県隠岐郡の海士町で生まれたブランド米「継ぐ米」の2025年産新米が先行予約を開始しました。この取り組みは、地域の農業を未来に引き継ぐことを目的としており、運営を行う株式会社むじょうがその中心となっています。
プロジェクトの目的と背景
「継ぐ米」という名の通り、ただおいしいお米を届けるだけではなく、地域の田園風景や文化を継承することが目的です。高齢化が進む離島地域の農家さんたちは、たくさんの不安を抱えており、「いつまで続けられるのだろう?」という声も多く聞かれます。重要なのは農業そのものが地域の未来を左右する要素であり、田んぼを守ることが地域の風景を未来に継ぐための大切な行いであることです。
このような背景から、「継ぐ米プロジェクト」では、定期的に米を販売することによって、農家の安定した収入を確保し、持続可能な産業モデルを作ることを目指しています。さらに将来的には、生産者が利益を直接的に享受できるような形態へと進化させる計画も進行中です。
すべてに「継ぐ」の理念を込めて
「継ぐ米」では、お米そのものだけでなく、発送時の梱包やそれに付随する情報にも「継ぐ」という精神が息づいています。伝統的なお裾分け文化を受け継ぐ海士町では、梱包にもその文化を取り入れています。そのため、商品が届けられる際には、地域の情報や田んぼの四季折々の風景を伝える写真、さらには手書きのメッセージなどが同封されており、まるで親しい友人からの贈り物のように感じることができます。
また、公式のSNSアカウントでは、田植えや草取り、収穫の様子がリアルタイムに共有されており、購入者は遠くにいながらにして稲の成長を見守ることができます。このように「顔が見える」農業を越えた「営みが見える」関係性を大切にしています。
公式Instagram:
海士の継ぐ米
公式note:
海士の継ぐ米
“縮充”の考え方
株式会社むじょうが提唱する「縮充(しゅくじゅう)」という概念は、持続可能な範囲での充実を保つことを目指しています。この理念は農業にも応用されており、すべての田んぼを守るのではなく、どの田んぼを守り、どの田んぼを還すのかを考えながら進めることを目指しています。無理なく続けられる農業が未来の世代に受け継がれるような取り組みが求められています。
先行予約の詳細
「継ぐ米」の先行予約は公式ウェブサイトから行えます。選べるプランは5キロ、10キロ、15キロで、精米したてのお米が2025年10月以降に毎月届きます。手続きは簡単で、約3分で完了し、会員登録も不要です。さらに先着120名に対しては全国送料無料の特典があり、特別な島民紹介コードの利用も可能です。
予約はこちらから:
継ぐ米予約サイト
なお、2025年秋の新米は現在予約上限に達していますが、キャンセル待ちの申込みも受け付けており、登録者には送料の特別割引などの特典を用意しています。
お問い合わせ
担当:松田
メール:
[email protected]
電話:050-3138-3737
継ぐ米の新たな取り組みと理念を理解し、ぜひ地域の未来に貢献する一歩を踏み出してみてください。