国立文楽劇場で開催される上方演芸特選会
大阪の中心に位置する国立文楽劇場では、隔月で開催される「上方演芸特選会」が人気を博しています。この特選会は、落語、漫才、浪曲などのジャンルを網羅した上方演芸を楽しむことができる特別な公演です。毎回、多彩な演者が参加し、観客を楽しませています。
9月上方演芸特選会の見どころ
今年の9月も特選会が開催されますが、特に注目すべきは上方落語界の重鎮であり、今年芸歴65周年を迎えた四代目桂福團治氏です。彼の魅力は「人情噺」にあり、観る者の心を温かく包み込んでくれるような素晴らしいパフォーマンスで知られています。今回の公演でも福團治氏の落語を大トリとしてお楽しみいただけます。各種演目が提供される中でも彼の作品は特に心に残るものとなることでしょう。
さらに、他の演者からも目が離せません。情感豊かな浪曲や、観客を笑わせるしゃべくり漫才、驚くべき技術を誇る太神楽など、様々な形式の演芸が一堂に楽しめる貴重な機会です。落語ファンだけでなく、初めて演芸を楽しむ方にも最適な内容が揃っています。
公演詳細とアクセス
日程
9月の公演は、令和7年9月24日(水)から27日(土)まで、午後1時からの開演で予定されています。公演は約2時間50分の長丁場で、多彩な演芸を余すところなく楽しめます。
会場
国立文楽劇場小ホールは、大阪市中央区日本橋に位置しています。アクセスもよく、地下鉄やバスなど様々な交通手段が利用可能です。新涼を感じる心地よい季節に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
料金
チケット料金は、一般2,300円、学生は1,600円、シルバー(65歳以上)は1,700円と、非常にリーズナブルです。また、障害者割引もあり、介護者1名が同伴の場合には2割引で購入することが可能です。申込はインターネットでも行えるため、特選会への参加は手軽に行えます。
秋のひとときを国立文楽劇場で
上方演芸特選会は、伝統的な芸能を生で楽しむ貴重な体験を提供してくれます。この機会にぜひ、国立文楽劇場で笑いと感動に包まれたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。演者たちの熱演に心が躍ること間違いなしです。観覧後は、一緒に来た友人や家族と感想を語り合うのも良い思い出になることでしょう。詳細は
こちらのリンクからご確認いただけます。