未来の安全を考える!神戸での子供向け防災ワークショップ
2023年3月1日、兵庫県神戸市において株式会社神防社が主催する子供向け防災ワークショップが開催されました。このイベントでは、自社製の災害用携帯トイレ『モラスマイ』をはじめ、さまざまな防災に関する取り組みが行われ、参加した子供たちに防災意識の重要性を伝えました。
子供たちの学びを深めるワークショップの内容
このワークショップでは、楽しい活動を通じて防災に対する意識を高め、実践的なスキルを身につけることが目的とされています。具体的には、ボードゲームやクイズ、非常食の試食、さらには非常用トイレの実演など多彩なプログラムが企画されました。
防災まちがいさがし
まずは、間違い探しのアクティビティ「きけんはっけん!」での実習が行われました。参加者はA1サイズの大きなシートに描かれた幼稚園の災害時のイラストを見て、どのような行動が間違っているのかを探し出します。このやり取りの中で、災害時に知っておくべき危険な行動について自然に学んでいきました。
地震でのクイズ
次に行われたのは、家庭内での地震にまつわるクイズ。停電や水道の使用制限がかかった時に、どの設備が使えなくなるのかを考え、代用品についても学びました。このクイズを通じて、日頃からの備えの重要性を再認識することができました。
非常食の試食体験
「非常食を食べてみよう!」というコーナーでは、普段口にすることのない非常食を数種類試食しました。子供たちからは「意外と美味しい」との声も上々。この体験を通じて、いざという時の食事調達の難しさや、塩分濃度についての重要な知識を得ることができました。
非常用トイレの実演
神防社の製品である災害用携帯トイレ『備えて安心モラスマイ』の実演も実施。子供たちは、凝固剤で水分が固まる様子を見て、その仕組みに興味津々でした。
参加者の声
参加した子供たちは、「非常食が意外と美味しかった」「万一のために備えておくことが大事」といった感想を述べており、このワークショップが防災の重要性を考えるきっかけとなったようです。
NPO法人プラスアーツの役割
このイベントは、楽しく学べる防災グッズやプロジェクトを行うNPO法人プラスアーツの協力のもとで実施されました。プラスアーツの取り組みは、子供たちが防災に対して興味を持ち、楽しく学ぶことを促進しています。
株式会社神防社について
神防社は、防災設備の設計や施工を行う会社であり、阪神大震災を経験したスタッフによる防災グッズの開発に力を入れています。安心・安全な防災システムを提供することで、地域社会の安全と安心を守ることを目指しています。
今後も神防社はこうしたイベントを通じて、防災の重要性を広めていくことでしょう。子供たちが防災について考え、学ぶ場を提供することで、未来の安全に寄与していくことを期待しています。