食物アレルギーをテーマにした防災講演会の開催
2024年2月16日、兵庫県西宮市にて「食物アレルギー:地域で考える防災講演」が行われます。この講演会は、自然災害が頻発する現代において、特に食物アレルギーを持つ方の支援を目的としています。主催は一般社団法人LFA Japanで、共催には生活協同組合コープこうべが参加します。
講演会の背景
近年の自然災害では、食品の原材料表示が不十分なため、アレルギーのある方が安心して食事を摂ることが難しいシーンが多発しています。令和6年能登半島地震では、避難所での炊き出しの原材料表示方法に関する認知度が低く、多くのアレルギー患者が困難な状況に直面しました。このような現状を受け、アレルギーに対する理解を深め、安心して暮らせる地域を築くための講演会が企画されました。
講演会の詳細
開催場所: コレル西宮(ゆとり生活館アミ3F・4F)
開催日時: 令和7年2月16日(日)13:00〜16:30
参加費: 無料
定員: 130名(要申込)
参加を希望される方は、次のURLからお申し込みが可能です。
参加申し込みはこちら
講演スケジュールと内容
講演会では、食物アレルギーに関する様々な視点からの講演が行われます。生協やアレルギー支援団体、地域の子ども食堂が協力し、アレルギーに関連する問題について話し合います。特に、以下のテーマが扱われます:
- - 子ども食堂の活動とその課題(兵庫こども食堂ネットワーク 代表 福本大介)
- - 地域活動での考え方の変化(西宮市大社公民館 地域学習推進員会 千葉征慶)
- - 災害時も活用できる低アレルゲン献立の考え方(大阪青山大学 健康科学部 准教授 蜂須賀のぞみ)
- - 平時にも役立つ原材料表示のポイント(一般社団法人LFA Japan 大森真友子)
- - アレルギーへの取り組みと寄り添い方(生活協同組合コープこうべ 寺尾和馬)
参加者への特典
参加者には、アレルギー対応の非常食や、コープこうべが実践するポリ袋クッキングで作ったアレルギーに優しいカレーの試食が予定されています。また、低アレルゲンの食事を簡単に作るためのヒントや、実際に子ども食堂でのメニュー作成に役立つ情報も共有される予定です。
お問い合わせ
本講演会に関する詳細や申込みは、コープこうべ第2地区本部(0798-67-8927)までご連絡ください。受付時間は平日9:30〜16:30、土曜日9:30〜15:30です。日曜・祝日はお休みです。
食物アレルギーを持つ方々が安心して生活できる環境を築くために、ぜひこの機会に参加して、地域の防災意識を高める一助としてください。