ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきが新作を発表！シアタートラムでの公演が決定！

ケムリ研究室が贈る新作舞台！東京・シアタートラムでの上演決定

ケラリーノ・サンドロヴィッチ（通称KERA）と actriz 緒川たまきによる演劇ユニット、ケムリ研究室が2026年の春、シアタートラムでの新作上演を発表しました。ユニット設立以来、毎回異なる作品を生み出し続け、特に密度の濃いストーリー展開と独特の演出で観客を魅了してきた彼らが、また新たな挑戦をします。

ケムリ研究室の歩み

2020年、ロマンティック・コメディ『べイジルタウンの女神』で旗揚げし、2021年には安部公房の名作『砂の女』を舞台化。2023年には近未来SF劇『眠くなっちゃった』を上演し、圧巻の映像効果と演出で大好評を博しました。これらの作品は、読売演劇大賞や紀伊國屋演劇賞など、多くの栄誉を受賞しています。2025年には再演された『べイジルタウンの女神』も記憶に新しく、観客に多幸感を提供しました。

新作の概要

新作のタイトルはまだ発表されておらず、コンセプトは「ナイーブな人たちの小さな物語」。KERAと緒川たまきの発案によるもので、映像やステージングを抑えた、濃厚な会話劇が繰り広げられる予定です。舞台は少し前の時代の日本家屋が舞台となり、不器用な兄妹の物語が展開するとのこと。仮チラシから感じられるレトロモダンな雰囲気が、観客の期待をさらに高めています。

豪華なキャスト陣

主演は緒川たまきの他、20年のキャリアをもつ瀬戸康史が出演。また、兄の瀬戸康史と初共演となる妹の瀬戸さおりや、ニトリのCMでもお馴染みの清水伸、劇作家としても活動する赤堀雅秋、そして高い評価を受けている萩原聖人や、久々の舞台出演となる鈴木慶一など、実力派の俳優陣が揃いました。これらの俳優たちがどのように新しい作品に息を吹き込むのか、非常に楽しみです。