広島城がゴールドに輝く！小児がん啓発キャンペーンが開催

広島城がゴールドに輝く！小児がん啓発キャンペーンの詳細

広島市を拠点とする株式会社村上農園が、今年も世界小児がん啓発キャンペーン『Global Gold September Campaign』に協賛し、広島城を美しいゴールドにライトアップします。この取り組みは、毎年9月の「世界小児がん啓発月間」に実施され、世界中で小児がんに対する理解と支援を広げることを目的としています。

ゴールドライトアップの意義

「Global Gold September Campaign」は、象徴的な建築物や遺跡を金色に照らすことで、広く小児がんに関する認知を促進し、支援の必要性を訴えかけます。日本では2021年にスタートし、年々その支援の輪が広がっています。昨年は全国120箇所以上の名所がライトアップされ、その中には東京スカイツリーやさっぽろテレビ塔も含まれていました。そして、広島城の期間は、9月10日から16日までの日没から22時までです。

点灯式と特別コンサート

点灯式は9月10日（水）に広島城のお堀北側の公園で行われ、広島大学病院からも特別ゲストが参加します。入院中の子どもたちをサポートするため、弦楽四重奏のコンサートも開催され、広島大学出身のヴァイオリニスト後藤明子さんらによって演奏されます。このコンサートは、毎年好評を博しており、入院中の子どもたちに楽しいひとときを提供することが期待されています。

村上農園のミッション

村上農園は「生命を守る農ビジネス」を理念に掲げ、健康的な生活を送れる社会の実現を目指しています。特に、がん予防研究を重視し、米国ジョンズ・ホプキンス大学で開発された「ブロッコリースーパースプラウト」の生産においては、20年以上の歴史があります。売り上げの一部はがん予防研究支援のために寄付されており、地域社会に貢献し続けています。

地域の絆を育む取り組み

村上農園の代表取締役社長、村上清貴氏は、毎年このキャンペーンに協賛することで、小児がんと向き合うお子さんたちやその親に力になれることを実感しています。5年以上にわたって続けているこの活動を通じて、広島の地域社会で小児がんへの理解と支援の輪を広めていくことを願っています。

この秋、広島城がゴールドに輝く様子をぜひ見に訪れ、子どもたちへの支援を考えるきっかけにしてみてください。市民一人ひとりの思いが、やがて大きな支援へとつながることでしょう。