地域農産物を活かした新商品誕生!
埼玉県東松山市に拠点を持つ株式会社島野造園が展開する「緑育けんこうステーション東松山ふぉれ」では、地域の農産物を活かした取り組みを進めています。最近、東松山市と武蔵丘短期大学との産学官連携協定が締結され、学生が中心となって新商品『まなぶピクルス』が誕生しました。このピクルスは、地域の新鮮な果実を活かし、栄養士を目指す学生たちの努力を結集した逸品です。
『まなぶピクルス』とは?
『まなぶピクルス』は、地域の果物—柿やキウイフルーツ、梨など—を用いた、シーズンごとに展開するシリーズです。その名前には、「学びが地域を豊かにし、地域の実りが学びを育てる」という願いが込められています。学生たちのアイデアを形にしたこの商品は、2025年の埼玉県農商工連携フェアにおいて、お披露目される予定です。
学びと地域の結びつき
この新商品の誕生は、学生たちが地域の食材をもとにマーケティングや商品企画、試作等を学ぶ実践型授業の成果です。実際に製品化された『まなぶピクルス』は、東松山ふぉれが開発・管理し、地域の特性を活かした商品に仕上がっています。特に、学生たちが取り組んだマーケティングの基礎やアイデア創出のプロセスは、彼らにとって貴重な経験となりました。
商品の特徴
1.
地域の果実を使用
- 【特産】東松山市産の新鮮な梨、柿、キウイフルーツが使用されています。
2.
季節ごとの展開
- 季節の変化に応じたラインナップで、旬のフルーツを楽しむことができます。
3.
栄養士目線のアレンジ
- 学生たちの提案を元にしたレシピやアレンジも豊富で、家庭での使いやすい工夫がされています。
この新しいピクルスは、ただの食品ではなく、地域と教育が一体となったプロジェクトの成果そのものです。
地域との連携
産学官連携のもと、地域貢献を強化するための活動も行われています。市役所と連携し、商品の紹介や地元イベントへの出展など、多岐にわたる協力を進めています。さらに、学生が市長の前で発表した成果報告会では、彼らの努力が高く評価されました。
未来へ向けて展開する『まなぶピクルス』
今後も『まなぶピクルス』は、地域の農産物を活かした商品として拡大していく予定です。お歳暮のギフト商品としての展開や、ふるさと納税の返礼品などを通じて、全国の人々へ新たな価値を提供する活動を進めます。また、地域の健康づくりをテーマにした新規プロジェクトも計画されています。
学生の声から見える実践教育
学生たちは、商品の開発過程を通じて、自分たちのアイデアが形になる喜びを体験し、地域食材に対する理解も深めました。彼らの声には、「学びが社会とつながる実感が持てた」という感想が寄せられており、実践教育の重要性が際立っています。
今後の取り組み
『まなぶピクルス』は、教育と地域貢献を結びつけた新しいブランドとして、今後も地域とともに成長していくことでしょう。地域の豊かな実りを活かした商品開発に期待が高まります。ぜひ、『まなぶピクルス』がもたらす新しい食体験を楽しみにしていてください。