鹿児島で宇宙ビジネスの可能性を探る「Space Business Meetup」の開催

2025年10月15日、福岡県久留米市に拠点を置く株式会社Space Food Lab.が主催した「KAGOSHIMA Space Food Night - 宇宙が拓く、九州・鹿児島の食の未来 -」が、鹿児島市の「マークメイザン」において行われました。
このイベントは、鹿児島県内の企業の経営者や地方自治体の関係者、さらには全国の宇宙ビジネスに携わる方々が一堂に集い、地域の将来像を宇宙の視点から再考することを目的として企画されました。

宇宙社会に向けたビジョン

「10年後、20年後、あなたの会社や地域のビジョンは描けていますか？」という問いかけが本イベントの基盤となっています。宇宙が一般的な存在となる未来が着実に近づいている中で、私たちのライフスタイルやビジネスはどのように変革を遂げるのか。このMeetupは、未来の展望を持ちながら現在の取り組みを見つめ直す貴重な場となりました。

魅力的なビジョンを描くことは、優秀な人材や投資を引き寄せ、地域に人々を留まらせる动力となります。
今回のイベントでは、未来の宇宙生活を視野に入れた鹿児島の事業者たちが開発した食の試作品も披露され、参加者同士の活発な交流が促進されました。

「Handy Eats」プロジェクトのご紹介

Space Food Lab.が進めるプロジェクト、「Handy Eats」は、宇宙視点から生まれた新しい食の形を目指しています。このプロジェクトでは、カトラリーを必要とせず、片手で楽しむことのできる食品の開発に取り組んでおり、環境への負荷を極力減らしたエコパッケージの実現も目指しています。

地域の食材や企業の技術を活かすことで、豊かさと持続可能性が共存する食体験を創り出すことを掲げています。

参加者の声

[[株式会社コーセン代表取締役・吉留竜太氏]]のコメントは、参加者にとっての学びや新商品開発へのインスピレーションを与えるものでした。「やってみてすごい勉強になりました。新商品ができて、次の展開の足がかりとなりました。」と語り、宇宙との関連性がビジネスの未来に繋がることへの期待を寄せました。

また、[[有）島田屋代表取締役・島田秀樹氏]]は、「出汁の王国鹿児島」というグループでの活動に触れ、宇宙における日本の文化を感じさせる商品の可能性に胸を躍らせました。「お箸などが要らないhandyな食べ物で宇宙の出汁を楽しんでもらえる商品が開発できる可能性を感じています。」と参加の意義を述べました。

参加者の[[株式会社山口水産代表取締役・山口大悟氏]]は、宇宙という未知の世界のイメージを持ちながら商品開発に臨むことのワクワク感を語り、「本イベントで得た評価やフィードバックが、日常でも食べたい商品に繋がると嬉しいです。」とさらなる商品開発へのモチベーションを示しました。

主催者の思い

主催者である[[株式会社Space Food Lab.取締役・菊池優太]]氏は、「今回のMeetupでは多くの方々が集い、共に未来を描くことの大切さを感じていただきました。
地元の食材を活用した試作品が披露され、地域の人々が自らの事業や地域の可能性を熱心に語り合う姿に感銘を受けました。」と地域への期待を語ります。

この日を契機に、鹿児島から未来への挑戦を共に進めていく決意を新たにしました。

九州宇宙ビジネスキャラバンへの参加

続いて、10月16日に行われた「九州宇宙ビジネスキャラバン2025鹿児島」にて、[[取締役・浅野高光]]が登壇しました。極限環境や宇宙を起点とした九州からの実践的なビジネス・ソリューションの創出について語り、さまざまな具体例が紹介されました。

株式会社Space Food Lab.について

私たち株式会社Space Food Lab.は、宇宙社会が一般的になる未来へ向けて、フードプロデュース事業や社会実装事業を通じて、企業や地域の資源や技術の価値を最大限に引き出し、「食」の可能性を追求しています。

地域の豊かさを育む新たな挑戦、「Space Food Lab.」にぜひご注目ください。