谷川俊太郎合唱祭
2025-04-03 12:12:03

谷川俊太郎さんをしのぶ歌の祭典が2026年に開催されます

谷川俊太郎さんをしのんで合唱プロジェクトが始動



詩人として多くの人々に愛された谷川俊太郎さんが昨年11月に永遠の旅へと旅立たれました。この偉大な作品を後世に伝えるべく、株式会社朝日新聞社と一般社団法人全日本合唱連盟が共同で合唱プロジェクト「どこからか言葉が」を立ち上げました。谷川さんの多くの作品が合唱曲として編曲されており、今回は特に彼の朝日新聞に掲載された詩を選び、6人の人気作曲家が新たに曲を作り上げる予定です。

プロジェクトの詳細


この合唱プロジェクトは、2026年3月22日に東京・文京シビックホールで開催されるコンサートを目指して進行中です。その準備にあたり、6人の作曲家がそれぞれの作品をもとに新しい合唱曲を書き下ろします。作曲家には、新実徳英さんや信長貴富さんといった混声合唱の巨匠の他、男声の木下牧子さん、女声の瑞慶覧尚子さんと面川倫一さん、そして児童合唱曲の松本望さんが名を連ねています。これらの作品は、2026年のコンサートで初めて披露される予定です。

谷川俊太郎さんの影響と合唱の広がり


谷川さんが詩人として歩んできた道のりは、多くの人々に感動を与えました。彼の詩は武満徹作曲の「死んだ男の残したものは」や、三善晃作曲の「生きる」といった名作の源泉となっています。これらの合唱曲は、全日本合唱連盟が主催するコンクールやその他の場面でも頻繁に取り上げられるなど、その影響力は計り知れません。

更に、谷川さんは2016年から亡くなるまで、朝日新聞の連載「どこからか言葉が」で新作詩を発表し続け、多くの読者に親しまれました。このプロジェクトでは、その連載作品も含めた彼の詩が合唱楽曲へと生まれ変わります。

コンサートの内容


コンサート当日には、新作合唱曲の他にも既に親しまれてきた谷川さんの関連合唱曲が演奏される予定です。また、長男の賢作さんによる詩の朗読も行われ、谷川さんの人柄や業績に焦点を当てた特別なひと時を提供します。

チケット情報


コンサートの詳細やチケットに関する情報は随時、朝日新聞の公式サイトや関連メディアを通じてお知らせされるため、興味のある方はチェックをお忘れなく。

谷川俊太郎さんの詩の世界を皆で楽しみ、彼の業績を讃える素晴らしい機会となることでしょう。ぜひ、皆さんもこの感動の瞬間を共にお祝いしましょう。


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